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遠来の客

中国から客人3名が真夏の京都にやってきた。

うち2人は初めて日本を訪れる。

夕食にふと思い立ち、鴨川納涼床に連れて行くことに。京都の空気の良さに感嘆の声が。


スッチャン、スチャラッカの出だしではじまる「富士の高嶺に降る雪も♪、京都先斗町に降る雪も♪、雪に変わりはあるじゃなし、融けて流れりゃ皆同じ」(お座敷小唄)の歌詞で知られる先斗町へ。

週末で混む中、空いてる床席のある店を探し、探し求めて(こんな文句、歌のセリフにあったような)、数軒目で店をゲット。

涼を呼ぶ爽やかな川風と生ビール、京料理で話しに興が乗って、京都のお寺さんの入観料の行方に話が及ぶ。

著名な寺院の場合、年間200万人の入観者は下らない。ひとり300円の入館料としても年間6億円の収入。

しかも宗教法人の場合、税金が掛からん(オヨヨ)。「坊主、丸儲け」だ。

昔、勇気ある京都市長が入観料に税(いわく古都税)を掛けようとしたら、寺数三千(公称)ともいわれる京都の仏教界がこぞって猛反対し(普段バラバラの仏教界も大同団結)、この課税案、ついにはポシャッてしもうた(ウウッ)。

市長も次の選挙であえなく落選(ポカーン)。

中国人のひとりが「巨額の入観料は何に使ってるんだ」と畳みかけてきた。

公然たる秘密だが、「昔は、坊さんが夜の祇園の法王に変身していたらしいけど…」と。

そったら、すかさず「中国でも仏教寺院には税を課けん」という返事。そう言えば、楊州の大明寺(鑑真ゆかりの寺)も入観料しこたま取って、えろう繁盛しとった。この世界はどこも同じか。



別の中国人は、日本の坊さんが妻帯していると聞き、ビックリ仰天。中国では僧の妻帯は法度らしい。

京都の仏教界は、裾野を観光業界、花街に広げ、いまなお隠然たる勢力を誇っとる。

天下国家に偉人多しといえども、こんな巨大モンスターに独り敢然と立ち向かったのは、後にも先にも織田信長だけだ。

寺に矢銭(軍費徴収を名目のした課税)を掛け、治めんかったら潰してしまうという荒療治。おぞましくも一向宗門徒はナデ斬り、比叡山延暦寺なんぞ焼討ちに。やることが、なんともすさまじい。


東日本大震災で復興財源が乏しい中、宗教界も少しは貢献してもいいんでは…。そったら信者も少しは増えるかもよ(笑)。



▼夕闇の帳が降りかけた鴨川界隈。

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▼八坂神社の外人観光客。

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▼祇園の中心”花見小路”の夕暮れ。

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先斗町の川床を出て、四条通りから八坂神社に。さらに祇園の裏界隈をブラブラ(実はヨタリつつ)しながら、行きつけのバー「真理」に漂着。

暫くしたら、期せずして李先生が懇親会の流れで美女軍団を引き連れて合流。12名の客ですし詰め状態。アルコールも手伝って、考古学・言語学の専門分野の話しで話しに花が咲く。

10時を回る頃、ほろ酔い気分で帰宅しようとすると、帰りしなにママからラブレター(半年間の付けの請求)が(ガーン!)。

一辺に酔いが覚めてもた(アハ)。

ご相伴にあずかったひとたち、これから少しは心して飲みなはれよ。


俗界の話し、高尚な話に追われ、最後はズッコケた庵主





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テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

夏一番”冷汁”のレシピ

7月28日。猛暑がつづく。夕方、雷鳴とともにつかの間の夕立が。庭木には久方ぶりの慈雨だ。

おかげで、通りがずいぶん涼しくなった。日が傾く頃、帰庵の足が無意識に円亭の暖簾をくぐる。


今日は他に客もなく、近頃珍しいベラの「冷汁(ひやじる)」をつくってくれた。

どういう風の吹きまわしか…?。さては大量に仕入れたベラの処分に困ったかな(アハ)。

「冷汁」は、夏バテにもってこいの長崎の家庭料理。

大将が10匹ほどのベラを焼き、カウンターの横に座ってブ―コラこきながら身をむしりはじめた。小骨を離すのにやけに神経を使っとる。

やがて擂り鉢に身だけを入れ、ひたすら擂りこぎで潰す。焼きゴマを添えると風味が一段と増す。

その脇で庵主が指南、「小骨なんぞ擂りこぎですり潰したれ」。

白味噌をくわえ、湯水で溶かしながらよく掻き混ぜる。女将が、なにかブツブツ言いながら、砂糖を少々添える。

あとは水加減で濃さを調節し、フィニッシュ。この間、「冷汁談義」に花を咲かせながら40分ほどで。


熱いご飯を丼に7分ほど入れ、青々とした細ネギと胡瓜の輪切りしたのを載せ、冷汁をご飯の上にぶっかける。

あとは、黙して口に放り込むだけ。ベラの焼いた身がなんとも香ばしい。夏バテには最高だ。


ウソと思う方は、上のレシピに添い、是非トライしてみなはれ!!!。

極上の冷汁は、庵主秘伝の「円亭」でしか味わえんけど(笑)。美味しさの秘密はなんといっても魚の鮮度!!。これは、かの魯山人も言っとった。

京都広しといえども、この料理が味わえるのは「円亭」のみじゃわい。嵐亭、瓢亭なんのその。

木内石亭の「味噌汁会」にならって、「冷汁会」でも華々しく結成するか!!



▼これぞ最上の冷汁!!!。一見、トロロ汁に似るも、しつこい粘り気はない。

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▼ホッカホッカの銀シャリに刻みネギを載せ…♪♪。

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▼冷汁をご飯にぶっかけ、後はアーン。

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冷汁の具の魚は、地方によってとりどりあれど、ベラに勝るものはなし!!!。

いささか、郷土料理自慢のきらいなきにしも…(笑)。


大将心づくしの郷土料理で夏バテ気味から回復した庵主

テーマ : 今日の出来事。
ジャンル : 日記

祇園祭還幸祭

7月24日は祇園祭の「還幸祭」。

昨年、炎天下で花笠巡行を見物し消耗したので、今年は日がとっぷり暮れてから還幸祭を見物に。

関東から京都にやって来たカメラ小僧の学生に声をかけ、21時半に八坂神社石段下で合流。

昼間の熱気もやわらぎ、ときおり吹く夜風が涼しい。



還幸祭は、四条御旅所に神幸していた三座(中御座、東御座、西御座)の神輿が八坂神社に帰還する重要な神事だ。

三座とは、八坂神社祭神のスサノヲノミコト(素戔嗚尊)、クシイナダヒメノミコト(櫛稲田姫命)、ヤハシラノミコガミ(八柱 御子神)の三神。中御座はスサノヲノミコトの神魂をおさめ、三座の中でも筆頭格。


この間(17日~24日)、八坂神社の本殿には三祭神は不在となる。ゆえに参詣してもお門違い。



祇園祭は、神輿が四条御旅所に神幸する17日の神幸祭=前祭(さきのまつり)と、神輿が八坂神社に帰還する24日の還幸祭=後祭(あとのまつり)からなり、それぞれ山鉾の巡行がおこなわれていたのが、1966(昭和41)年に山鉾巡行が前祭に統合され、後祭は花笠巡行のみとなった。

24日、華美な「花笠巡行」は午前中におこなわれ、還幸祭は日が傾きかけた夕方からスタート。



三座(東御座、中御座、西御座)の神輿は、夕方5時過ぎに順次四条御旅所を出発し、氏子地域を手分けして巡行した後、午後9時過ぎから1時間ほどの時間差をもって八坂神社に次々と戻ってくる。

石の巨大な鳥居がある南楼門(ここが正門)から境内に入った神輿は、舞殿を3度右回りに周回したあと舞殿に担ぎあげられ安置される。

3座の神輿が舞殿に鎮座したあと、神輿に移された祭神の魂を抜き、その神魂を本殿に移す秘儀が真暗闇の舞殿で執行される。

この秘儀の間、境内の灯りは全て消される。この間、境内は闇と静寂に包まれる。

神職がかすかな灯りのもとで儀式を執行するが、何をしているのかは分からない。約10分で儀式は終了。再び灯りが境内にともされる。すると、会場から一斉に拍手。



▼オ、オッ、のっけから芸術的写真が!!。スローシャッターで撮ったら流れてもた。でも、このほうが躍動感あふれていいっか(笑)。ものは見様じゃて(汗)。担ぎ手の人数は交代要員を併せ百人はくだるまい。

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▼祇園石段下での中御座差し上げ。見物人もホット、ホットの掛け声で元気づけ。ここから神輿は南に折れ、鳥居をくぐり南楼門(正門)から境内に入る。

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▼暗闇に浮かぶ幻想的な八坂神社舞殿。神輿が周回する舞殿の外側にはロープが張りめぐされ、見物人を遮断。夜の祭事とあって、見物客はさほど多くない。撮影ポイントを探すのが容易だ。

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▼南楼門から、ねじり鉢巻きに白ハッピ姿の担ぎ手の先導で中御座が到着。梢越しに神輿が。

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▼中御座神輿が威勢のいいホット、ホットの掛け声とともに舞殿を3度周回。汗と熱気でムンムン。右は本殿。

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▼神輿担ぎ手の三若の定紋。

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▼中御座神輿のアップ。細部がよくわかる。神輿が揺れるたびに鈴や揺らくが金属音を発する。

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▼慎重に中御座神輿を舞殿へ担ぎ上げる。緊張の一瞬だ。

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▼本殿脇に設置された花笠提灯。頂端に花笠が付いた長柄に一対の大型提灯が付く。

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▼舞殿前での西御座神輿の差し上げ。誰かが焚いたフラッシュに同調してもた。お陰で差し上げる手がバッチリ。囃し手のヨイ、ヨイ、ヨーイの拍子取りに続き、担ぎ手たちがホット、ホットの掛け声で気合を入れる。


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▼本殿前で見物する白化粧の芸妓。周囲を払う気品が漂う。どこのお茶屋はんかいな?

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▼西御座の太く長い白木の担ぎ棒を取り外し、10人がかりで運び出す。長さ10mはあろうか。重そうだ。

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▼西御座の鳳凰や提灯の取り外し。神輿を舞殿に収める際、鴨居に引っかけないためだ。

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▼西御座を舞殿へ安置するため、慎重に担ぎ上げられる。担ぎ棒が外されたため、神輿の重量が少人数の担ぎ手の肩に…。このひとたちは神輿担ぎのエキスパートだ。

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▼舞殿の階段を昇る。メチャ重そうだ。何トンあるのか。バランスが崩れたら神輿は横転するので、慎重には慎重を期して舞殿の床まで担ぎ上げる。ここで神輿を転倒したことがあったんかも。


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▼舞殿に安置された3座の神輿。夜の帳が舞殿を包む。この後、境内の明りをすべて消し三座の魂を移す秘儀がおこなわれる。神さまは光るものを嫌がるらしい。携帯やカメラのフラッシュは厳禁との度重なるアナウンス。さすが神罰を恐れてか、フラッシュを焚く不届き者はいない。庵主も衝動を抑えるのがやっと。

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深夜12時、真夏の夜の神事も無事終わった。ひたすら無病息災!、延命長寿!。

今夜は実に珍しいものを見せてもらった。

バタやん、お疲れどした。こんなド迫力ある神輿祭は関東にはなかろうて。

これぞ、京都いや日本を代表する「ザ・祭」だべ。

7月1日の「吉符入り」からスタートした「祇園祭」も31日の茅輪くぐりの「夏越し祭」で幕を閉じる。

東京のK瀬さん、今年も見れんで残念どした。来年をお愉しみに!(鬼が笑うかな)。


今日で、八坂神社祇園祭のメイン行事はクリア。あと見とらんのは「花笠巡行」の後の優雅な「奉納舞い」くらいかな。

これは来年の愉しみにとっておこうっと。




テーマ : 今日の出来事。
ジャンル : 日記

鴨川の夏の風物詩

「糺の河原」(正式名称は「鴨川公園」)は、京都の街中にある格好の行楽地。

真夏の週末ともなると、家族連れが繰り出し、足を水に浸し、ひんやりした川風を受け涼をとる。



この河川敷で眺める、東山の峰の上に昇る満月ちゅうのもまた言語に尽きる。

室町時代には、ここで夕涼みを兼ねた「薪能」が催された記録もある。古人はなんと風流な。

30年ほど前までは、夏休み前になると、学生たちが三角州の突端でバーベキューや花火に興じたところだ。

いまやそれも公然と禁止。なんとせちがらい世の中じゃ!!。

こんな物価高の時世、学生や庶民の真夏のささやかな愉しみを奪うとは何事じゃ(怒)。京都市政の不人気がここにも…。


真夏の「糺の河原」の風情を記録にとどめることにした。ここにも庶民のささやかな幸せがある。

東北の震災地は過酷な夏を迎えているが、ここも紛れもない日本の一つの風景だ。


帰り際、出町橋の東詰で中国人の若者の一団が打ち揃って写真を撮っている光景を見た。

一時は姿を消していた観光客が少しずつ戻ってきた。街の日常風景写真をたくさん撮って中国の親や友人たちに見せ、また話して!!。

君たちは日本のすべてが放射能汚染されているのではないことを伝える重要なミッションだ。

よろしう頼んまっす(ペコッ)。



▼糺の河原。ここで昔は薪能が。

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▼大文字山もくっきり。

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▼大人気の飛び石。コンパスが短い人は要注意。

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▼河川敷の木陰はテント村。奥に賀茂大橋。

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▼シロツメクサを摘んできたビキニ水着のかわいい女の子。

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▼噴水から離れない親子連れ。

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▼河川敷に咲く野花。薄紫の花が可憐だ。

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▼魚網をもった姉妹。ヨシの茂みの下がねらいどころ。

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▼親子水入らず。

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▼ゴイサギも飛来。

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▼出町柳駅の外観を撮影する中国人若者の観光客。

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今回は、観光業界のプロパガンダになってもたような…。

くれぐれも書いとくけど、見返りは約束されとらんから(笑)。

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野生動物の楽園”賀茂川”

7月23日(土)。出町橋の上流で賀茂川に棲む野生動物を観察。

春先に見たマガモ、サギは猛暑の中どう過ごしているんだろう。

それが気になり、糺の河原に来たついでに上流に歩を運ぶ。ここまで来ると、川に入って水遊びをしている人はいない。


マガモが10羽ほど、水面に浮かんでいる。なかには昼寝しているのも。

シロサギが滝の下で餌を物色中。やがて羽を広げ、飛び跳ねるような仕草を。

これが正真正銘の「サギ舞」。なかなか優雅な身のこなしだ。



水面から首だけ出して泳いでいる動物が…。 何だ、何だ??? 身丈が親猫ほどある。

顔の形はネズミにも似とるが、口の周りに白い髭が。

川面をあちこち悠々と遊泳し、やがて水草で覆われた中洲の茂みの下に身を消す。さては巣が…。

しばらく観察していると、巣の辺りから子供と思しき同じ動物が2匹。


そこに見知らぬオバはんが姿を現し、パンの端を投げ与えた。それを見つけ、寄ってきた。

近くで全身があらわに。カワウソ(海狸鼠・沼狸)?。

オバはんが言うには、1年ほど前から姿を見せるようになったそうな。

親は水面から岸辺に上がって、盛んにパン切れを口にくわえる。そのうち、子も寄ってきた。餌付けされとる。


しまいにはマガモやハトはもとより、水面下に大きなマゴイ、イシガメまで寄ってきた。

近寄ってこなかったのはサギだけだ。

このオバはん、いったい何者じゃい???

野生の動物は、下手に餌を与えんほうがいい。でないと、野生でなくなっぞ。



▼滝壺にたたずむシロサギ。水しぶきが涼を誘う。

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▼羽を広げ飛び立つシロサギ。黄色い爪先から水滴が。

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▼これぞ真正のサギ舞い!。足の動きが面白い。

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▼レ、レッ、見かけない動物が水面に頭と背中を出して泳いどる。なんだこの動く物体?。

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▼小さい耳、口の周りの白い髭、毛のない長い尻尾、水かき?が見える。カワウソだ。

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▼親子で並走。

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▼子が四匹もおる。子宝に恵まれとる。パンの耳をくわえて。

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▼マガモも集まって餌の取り合いが始まる。

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▼水面下に体長70cmはあるマゴイまで現れた。

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▼これはイシガメだ。

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夏の賀茂川も動物の楽園だ。


注)親切な読者からネズミのような動物は、カワウソではなく南米原産の「ヌートリア(海狸鼠・沼狸)」だという教示があった。ありがとうございます。
アライグマ、ヌートリアは稲などに害を及ぼす害獣に指定され、駆除の対象となっている。

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下鴨神社御手洗祭

土用の丑の日は京都下鴨神社の御手洗祭(足つけ神事)。21日から24日まで開催される。

京都に住んで長いが、いまだかつてこの神事を見たことがない。

一度は見ておかないと、弟子たちに嘲笑されそうだ(汗)。

例によって、この祭儀の考察を試みることに。

御手洗祭は、下鴨神社の摂社”井上社”(祭神は瀬織津姫)の神前にある神池に足をひたし、灯明を供え、御神水をいただくと無病息災、延命長寿がかなうという神事。

井上社は、賀茂川と高野川の合流点に位置することからうかがえるように、水稲農耕に欠かせない水への信仰に発し、古くから在地の水神として鴨川流域の農耕民に崇められたのであろう。境内の瀬見の小川の岸辺で平安時代に遡る祭祀遺構が検出されているが、『山城国風土記』逸文の可茂社の記載によれば奈良時代まで遡るであろう。


「土用の丑の日」という1年のうちで最も暑さ厳しく、稲の生育に重要な時期に御手洗祭(足つけ神事)が執行されるのも、聖なる水の力によって生命力を活性化する呪術的行為と関連がありそうだ。

西日本で「牛の祇園」と呼ばれる、土用に牛を川や海に浸す儀式も御手洗祭と根を同じくするものだろう。


神事を見学した後、糺の河原で涼を。

賀茂川の流水で水遊びする子供たちの姿も、京の夏の風物詩だ。



▼楼門に掲げられた「みたらし祭」の標示。

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▼下鴨社のシンボル朱の楼門と舞殿(左)。

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▼みたらし祭の入り口。ここで履物を脱ぐ。初穂料200円を払う。

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▼裸足になって太鼓橋の下の神池を歩く。

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▼足を浸し灯明を手にする老若男女。

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▼奥に井上社の社殿、手前に灯明立て。左上の覆い屋で御神水を授かる。

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▼井上社に供えられた初穂の野菜。新鮮なタマネギ、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシが美味しそう。

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▼参道に立ち並ぶ出店。

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▼涼を呼ぶ「糺の森」の参道。青葉の梢を渡る風が涼しい。

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▼参詣帰りの浴衣姿の娘たち。

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▼糺の河原。賀茂川と高野川の合流地点。

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▼糺の河原の飛び石に群がるひとたち。

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▼水かけに興じる中学生たち。

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テーマ : 今日の出来事。
ジャンル : 日記

台風一過

7月20日、時速15kmと鈍い大型台風6号の接近にともない京都府南部に大風警報発令!!!。

目が覚めると、前夜まで吹き荒れていた風もピタリ…。いやな予感。

寝る前に、今日の会議は中止かと高をくくっとったら、あろうことか9:00には解除。ガックン。

京都気象台よ、せめて解除をもう少し遅らせてくれとったら…。あ~あ非情、無情!!



期待をもたせて土壇場でひっくり返る、この悔しさ、歯がゆさ、やるせなさ(これ以上の言語表現が見当たらん)!!。

あ~あ、今日はついとらん(ホロリ)。

おかげで昼から日没頃まで会議の嵐。なんと5つも付き合わされる羽目に(トホホ)。


会議疲れし部屋に帰ると、東山の上空の雲がやけに赤い。台風一過の夕焼けだ。

青空まで見えて来よった。


エエィ、こんな日にゃ、験(げん)直しに飲まずにはおれようか。

同僚を誘って、出町の飲み屋に突撃する羽目になってもた。

気づいたら、ラストオーダーの時刻。アカン、アカン。


▼台風一過の茜雲。右下に大文字山。

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テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

ヤマモモの実

7月18日。今日は海の記念日で休日。なれど授業あり(トホホ)。

大型台風6号の接近で、夕方から降ったりやんだりの台風特有の雨となる。街路もところどころ冠水し始め、義経の八艘飛びさながら水たまりをよけて歩を進める。

一仕事片づけたあと円亭に寄り道。台風の接近中、酔興にもほどがある(笑)。

カウンターにすわると、珍しいヤマモモの実がソーッと差し出された。ムムッ!!。

京都の知り合いに分けてもらったものという。円亭では初めて目にする。

さては、せんだってヤマモモの話しが出てたんで、大将がこっそり手を回したか…(ウヒャ)。

ここで例によってヤマモモ談義(汗)。

ヤマモモは漢名で「楊梅」「山桃」と記され、関東以西の海岸に近い山地に生えるヤマモモ科の常緑高木。葉に光沢があり、照葉樹林の構成種。庭木や街路樹にも植えられる。高さ5~10m。徳島県では県木、高知県では県花とされる。この地方では、古くから親しまれてきたのであろう。

奈良時代に編纂された『出雲国風土記』の意宇(おう)郡の条で、山野にある草木の一つに「楊梅」が出てくる。食用に供されたのか、樹皮が薬用・染料にされたのか不明。

『万葉集』をめくるも出てこん。

しかし、長崎県諫早市伊木力(いきりき)遺跡では、縄文前期(約5000年前)の地層を中心にヤマモモの核が多量に出土している。遺跡周辺に自生していたものであろう。

ヤマモモはイチョウと同様、雌雄異株の植物である。果実は径1~1.5cmの球形で、6~7月暗紅紫色に熟し、食べると甘酸っぱい。核はニワウメ程の大きさで、硬い。

ナツグミと同様、保存が効かないので市場には出回らない。そのため、都会の住民には馴染みが薄い。

幼少のみぎり、オヤツ代わりによく食したもんだ。実は枝の先に密生する。枝が幹から裂けやすく、この木に登るとき親父から注意された記憶がある。


昔懐かしい甘酸っぱい味覚がジワーッと口にひろがる。もう少し熟すと実がやわらかくなり酸味がとれる。



▼ヤマモモの実。径1~1.5cm。

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▼ヤマモモの実のUp。表面に多汁質の突起が見える。

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▼カワハギとベラの選択肢(台風の接近で水揚げが…)のうちからベラの煮付をオーダー。いまが旬の魚だ。身が少々崩れとっのは新鮮な証拠(と女将が強調)。

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▼被写体に困り、ネコの箸置き(手前)とミニ招きネコで茶を濁す。左奥はネコの七福神(秋吉台の庵主土産)。

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台風の接近でしだいに雨脚が強くなり、風も出て来よった。こんな日には長居は無用じゃ。

生ビールもほどほどに、早々に退散。

スタコラサッサ。

庵主

祇園祭宵山

7月16日は宵山。 祇園祭山鉾巡行の前夜祭だ。

京都”下京”(しもぎょう)の商工業者たちがつくりだした町衆文化の粋を今に伝える。山鉾はその財と富のシンボルだ。

14~16日の3日間、鉾町がある四条通り、室町通り、新町通りは夕方から歩行者天国(11時まで)となる。

今年の宵山は土曜日と重なり、昨年をしのぐ40万人の人出が予想される。



昨年に続き、宵山名物の「駒形提灯」を撮影するため、人が少なくなる10時半以降になってやおら繰り出すことに。

10時を過ぎると、頬を撫でる風もいくぶんヒンヤリとしてくる。


御池通り室町でタクシーを降り、ぶらぶら南下。これはという被写体があればためらわずレンズを向け、ショット。

通りの両側には例によって縁日につきものの夜店が立ち並ぶ。外国人の売り子もいて、国際色が出てきた。11時を過ぎると、店仕舞の支度をするところも。

小さな子供連れの家族の姿もチラホラ。ひときわ目立つのは娘たちの浴衣姿だ。

室町・新町通りは、深夜11時を過ぎてもなお熱気の余韻が残る。

若者たちの集団は、エネルギーをもてあまし気味だ。

今日だけは普段は見えない街の顔が…。お祭りにつきものの開放感がそうさせるのだろう。

四条通りに出るとゴミの山だ。それも翌日の山鉾巡行が始まる前には綺麗に清掃される。裏方の作業も大変だ。



▼路地の彼方の闇に浮かぶ駒形提灯。

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(クリックすっと、画像が拡大)




▼夜陰にくっきり浮かぶ「浄妙山」の駒形提灯。フラッシュをたかず、ISO感度を1600に上げて提灯を浮かび上がらせる。

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▼「役行者山」の駒形提灯。浴衣姿がよくマッチする。

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▼通りの両側を埋め尽くす出店。イヌを連れた婦人も。近くのマンションに住んでるのか。

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▼誉田屋源兵衛創業273周年を慶祝し273匹の鯉を織り込む。高さ10m近くあろうか。頭が金色の鯉が5匹ふくまれ、それを見つけたひとには幸運が…。

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▼「鯉山」脇の町家を改造した喫茶店。2階の簾も上げられ涼をとる。

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▼開放された商家の石灯籠。なかなかの代物だ。

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▼「黒主山」の山車。ピンク色をしたサクラの造花と青い松の枝がマッチ。

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▼民家に飾られた六歌仙のひとり大友黒主の像と供え物。町役のひとりが丁寧に説明する。

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▼「黒主山」の龍の懸装。龍の顔がユーモラスだ。

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▼駒形提灯をしまう作事方(山伏山)。

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▼「菊水鉾」。山車の前後に駒形提灯を架ける。山車を照らす照明に発したものだろう。

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▼歩行者天国が終わった四条通り。左手に「長刀鉾」。

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▼「鶏鉾」上空に浮かぶお月さん。

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▼0時前、八坂神社の方角からコンチキチンの囃子が近づいてきた。「函谷鉾」の囃子手だ(四条烏丸交差点)。鉦、笛の音に合わせて揃いの浴衣姿で車を引く。

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▼眠りにつく「長刀鉾」。人の気配がない。山鉾の周囲には木柵がめぐらされ、明日の巡行を待つ。

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▼夢のあと。四条烏丸交差点。

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約1時間半の散策で鉾町を後にする。


昨年は新町通りの山鉾を堪能したが、室町通り界隈の山鉾もまた趣がある。


京都に本格的な夏の訪れを告げる宵山だ。祇園祭は17日の山鉾巡行、神幸祭でクライマックスを迎える。

無病息災の1年を願って…。

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暑気払い第1弾

7月15日(金)。京都で最高35.8℃を記録。

この猛暑に負けじと、「第1回暑気払いコンサート」の企画を断固敢行!

エエィ、生ビールと美味しい旬の魚料理で猛暑なんぞ吹き飛ばせぃ!!!


この1週間、身の周りにやるせないニュースが相次いだんで、その厄払いも込めて…。

ここは、パーッと飲んで騒いで憂さ晴らしだわいっ。

てなわけで、同僚の先生と教え子に声をかけ、「円亭」に繰り出す♪♪。



朋友の李先生(中国人)が、どこから手に入れたのか「警衛局接待用酒」と銘打った茅台酒をやおら取り出す。

酒名がいかめしくもあり、またおどろおどろしい。

数十回中国に脚を運んだけど、こんな銘柄の茅台酒なんて初めてお目にかかった。

警衛局というのは、中国の国家要人が住む「中南海」(北京)を警備・護衛するこわもての部局。

その警衛局が接待する客人のために特別にあつらえた茅台酒が目の前に!!!。

なんで門外不出のそんな酒が…。この先生、いったいどんな友人をもっとんのか???。

ここんとこは、あまり詮索せんとこ。「蛇の道は蛇」になるかも(笑)。



それにしてもこの酒、いたってまろやかで、喉を焼き尽くすような感覚がない超高級酒だ。注ぎ口に仕掛けがしてあり、傾けても中身がなかなか出て来ん。

何回となくトライしてやっとありつけることに。

この仕掛け、警衛局という職種柄、一気に中身がなくならんようにしたものか、あるいはチビチビ味わえという趣向か…。


これまで飲んだ茅台酒とは全然違う。二日酔いせん。嘘と思う方は、円亭の女将に申し出て一口どんぞ。

ただし庵主キープの秘酒につき、一杯のみ許可。月末に入洛する中国からの要人をこの酒で接待せにゃならん。



酒の肴は、お刺身、伊勢産の大きな天然アユ、ベラの塩焼きetc。最後に新鮮なイワシの身が載った鮨。

アルコールもくわわり興が入って、チェロと三線の合奏(待ってましたっ!!)。唄は「お座敷小唄」。

だんだん目指す「お茶屋」の雰囲気に(アハ)。



ホロ酔い気分で外に出ると、東の空に赤く大きな満月がポッカリ。

そういえば、今日は祇園祭の「宵々山」。四条通り辺りは歩行者天国でごった返しとるじゃろう。

今出川通りにも浴衣姿の女性がチラホラ。



▼今出川通り越しに赤い満月がポッカリ。300mmズームを取り出し、ショット。

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(クリックすっと、画像が拡大)




▼「円亭」の店構え。ちと敷居が高そうな外見。長暖簾が風にそよぎ、玄関脇に木賊が一叢。

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▼店の屋号のスタンドに灯がともる。デザインもシンプルだ。

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▼はてな?玄関脇に見慣れぬ中国語の貼り紙が。「熱烈歓迎」の文字が。「魚を食いたければ、この店に来なはれ」と。なかなか達筆じゃわい。下にウナギ、ウツボ、ハモ、アナゴを掲げ「夏は長いものが旬」と。げにも!!。

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▼これぞ「警衛局接待用酒」。ケースと酒瓶。箱の下には国旗にもある「五星」が。瓶のラベルには向き合わせの飛天が描かれとる。

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▼出ました亭主のチェロ独奏。リクエストに応えて次々と…。

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▼教え子の三線にボーカル付き。唄は「お座敷小唄」。

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かくして、「暑気払い第一弾」は無事終了。

帰宅する時間帯には、頬を撫でる微風も涼しく感じられてきた。今夜は寄り道せんと帰ろう(笑)。

今夜はどんな「夏の夜の夢」が見れることやら…(汗)。



本宮のスギモト君、今度顔出したら案内すっから(笑)。

タイガーさん、ここもいいですぞ。一度といわず、いかが?


美酒に酔いしれ李白気分(君にすすむ一杯の酒)になった庵主。

今度、中国行ったら夜光杯でも物色したろ。

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八坂神社の神輿洗い

7月10日(日)。八坂神社の神輿洗い神事だ。

浴衣姿のゼミ卒業生たちと鴨川納涼床に繰り出し、神輿洗いの儀式を見ながら夕食をとるのが恒例に。

先ずは八坂神社の本殿に参拝。

昼間の炎暑が残り、たまらず南楼門の前にある「二軒茶屋」のカキ氷で暫し涼をとる。

門の前に飾りを取り外した神輿が1基だけ置かれている。聞けば、3基の神輿を代表して鴨川まで神輿洗いの儀式に繰り出す神輿という。

6時を過ぎると、本殿の前は神輿の担ぎ手が雲集し熱気ムンムン。やがて神輿をおさめた建物から担ぎ出し、掛け声とともに舞殿に担ぎあげる。騒然とした雰囲気に。



八坂神社をあとに、四条大橋を渡り、先斗町の店に直行。

鴨川の土手はアベックが等間隔で腰をおろし談笑(これも鴨川の夏の風物詩だ)。

目ざす店に着くと、川べりの席(事前に予約)でよく風が通り、ことのほか涼しい。

まずは生ビールで乾杯。京料理に舌鼓を打ちながら、話に花が咲く。


7時頃には、四条大橋の上に見物の人だかりが。

7時半を回り夕闇の帳が下りた頃、神輿の先駆けとなる花笠提灯の行列が河原町方面から。

やがて巨大な松明が運ばれ、橋の中央で高々と掲げられた。清めの火だ。

それに続いて、威勢のいい掛け声とともに金箔の屋根の黒漆塗りの神輿1基が登場。

神輿洗い神事のクライマックスだ。橋の中央で高々と差し上げられ、神輿回しが。



▼八坂神社西楼門。祇園祭の幡が両脇に。

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▼本殿前の涼しげな浴衣姿の娘たち(女子学生?)が柏手を打ち参拝。

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▼本殿前で連れのあでやかな浴衣姿を見つけ、観光客が記念写真のリクエスト。前の男の子の身なり、どう見ても中国人。京都に中国人観光客が戻ってきつつあり。観光客呼び戻しに貢献。

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▼神妙に参拝。後ろ姿もまたカワユーイ。

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▼舞殿の神輿前で年頃の3人娘をスナップ。左下の「挙式をお受けします」の看板が…(笑)。どの子が最初にゴールインすっかな?

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▼神輿の担ぎ手たちが、ねじり鉢巻きにそろいの白のハッピ姿で登場。

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▼掛け声とともに舞殿の階段から神輿を担ぎ上げ安置。

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▼南楼門の前に神輿洗い神事に使われる神輿が1基。装飾が取り外されている。

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▼鴨川風景。左手に川床がぎっしり。

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▼先ずは生ビールで乾杯。ぼんぼりに灯がともる。

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▼京料理の膳が次々と。

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▼四条大橋の中央に張られた注連縄。奥は南座。

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▼先導の花笠提灯の列。

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▼橋の上にはポッカリ半月が浮かぶ。

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▼清めの大松明が高く掲げられる。赤い炎が暗闇に揺れる。

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▼暗闇の中で黄金色に輝く神輿の登場。担ぎ手たちの掛け声が周囲の空気を破る。

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500年の伝統を誇る京都の町衆文化は実に素晴らしい。

今夏の無病息災を祈る。

東京のK瀬さん、今年は「宵宵山」を心行くまで堪能してくだはい。
円亭で三線、チェロの合奏でおもてなしすることに。

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にわか庭師に変身!!

7月8日(金)、近畿地方も、ついに梅雨明け宣言。

喜んでいいものやら、はたまた憂うべきか!!??

京都特有の蒸し暑さから解放されたが、35℃を越える猛暑日が9月まで続くかと思うと、気はやたら重い。



今日は、相国寺境内にあった塔頭”鹿苑院”から出土した庭石3個を、クレーン付き2t積みトラックで研究室の中庭へ搬入移設。

いずれも1トンを超える巨石だ。角ばったチャートが1個、角が水磨した青っぽい鞍馬石(輝緑凝灰岩)が2個。

こんな巨大な石は賀茂川の河原には見当たらんので、上流のどっかから運んで来たもんだろう。



出土した場所柄、いずれも相国寺塔頭の名庭を飾った庭石にちがいない。

ひょっとして春屋妙葩などの高僧が日々愛でたものかも…。因みに1383年、”鹿苑院”には足利義満によって僧録司が置かれ、全国の禅宗寺院を統括する役割を担った。

調査が終わったら廃棄処分されるところを庵主が引き取り、研究室の中庭に移設。



移築に立ち会い作庭指導するはずだった酒友の庭師は、いまモンゴルの草原で騎乗と茶会に没頭中。

結局、庵主がにわか仕立ての庭師に変身する事態に(冷汗)。

まずは荷台に積まれた石の品定め。ごつい石の形状から何を連想するかがポイントだ。

ここは想像力あるのみ。いったん設置したら、動かすのは至難だ。

ウーム、暫し思惟し、イメージが浮かんだ。

角ばったチャートの石を蓬莱に見立て、一番奥に設置。

つぎに亀の甲羅に似た石を「五色の亀」に見立て、蓬莱石の手前に。

さらに、一端が突き出た平たい石を船に見立て、亀石の手前に配置。


配石のコンセプトは、舟に乗って「五色の亀」が誘導する大海を渡り、仙郷の蓬莱へ至る、という神仙思想を具現。これぞ枯山水の極意(汗)。

読者の中には、徐福(かの始皇帝を欺いて出奔した人物)伝承、浦島子の説話を想起される方も。

船石は、上面がフラットで腰を降ろし瞑想にふけるにはおあつらえ向きだ。

砕石を白河砂に置き換えたら引き立つだろうに…。



▼相国寺法堂のたたずまい。江戸初期の再建。

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(クリックすると、画像が拡大)




▼相国寺旧境内の発掘(2010年11月撮影)。

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▼亀石の出土状態。表面は水磨されツルツル。

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▼据え終わった庭石3個。左から「蓬莱石」、「亀石」、「船石」。

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▼なにかしら、石の墓場になったきらいがないでも…(苦笑)。背後には仏教に因む一石五輪塔。霊魂が行き着く所は浄土であれ仙界であれ、さほど大差なかろうて。

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今日だけは庭師に変身してもた(冷や汗)。

涼しくなったら(いつになることやら)、船石に腰かけ、未だ見ぬ「蓬莱」に思いを馳せよっと。


昇仙願望の庵主

テーマ : 今日の出来事。
ジャンル : 日記

七夕コンサート

今日は「七夕」。

京都市内のあちこちの神社で、「七夕」に因んだ催しがある。

あいにく、朝からの雨(涙)。昼頃には土砂降りに。

これでは牽牛・織女の年一回の逢瀬もかなうまい。



昼食後に立ち寄った啓思館のカフェで今夕の「七夕コンサート」の催しを耳にする。

そういえば、つつましい七夕飾りがホールの窓際に数本。

夕刻5時半、エントランスホールでウクレレ演奏、フラダンスが披露される。

フィットネスクラブのメンバーや周辺住民も集い、なかなか意欲的な企画だ。

「地域と共生する大学」(文科省推奨)の片鱗が見え隠れ。


▼啓思館入口の笹とカラフルな短冊の飾り付けが気分を盛り上げる。

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▼ホールをぎっしり埋める観客。パイプ椅子が用意されていた。左奥に出番を待つフラチームが。アレッ、最前列にサカモトンの姿も。

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▼ウクレレ演奏。アロハシャツにマドロス・スタイルが決まっとる。これ、れっきとした大学の先生とか。ウクレレを奏でながら名曲「ブルーハワイ」「カイマナヒナ」ほか数曲を披露。場数を踏んどる。

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▼今出川キャンパスのフラチームが颯爽と登場。

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▼4月に入った1回生チームの登場。踊りが初々しい。

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▼スローテンポのメロディー♪に優雅な身ぶり。

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▼フラチームの4回生リーダー。こぼれる笑顔と艶やかな身ぶり。年季が入り、さすがにうまい。

フラリーダー



いやはや、鬱陶しい梅雨の滅入った気分を吹き飛ばす1時間ほどの好企画。

ただただ、一眼レフカメラを持参しなかったのが悔やまれる。

東京のK瀬さん、見たかったやろな…(アハ)。

でも、来週の入洛時にはチェロと三線の協奏が見れるかも。乞御期待!!。



久々にウキウキした気分に浸った庵主

テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

”上七軒歌舞練場ビアガーデン”オープン!

7月1日。 猛暑も一服し、最高気温29℃で夕方には涼風が。

函館、盛岡から親しい知人が1年ぶりに入洛。

夕闇の帳(とばり)が下りる前、京都の花街の雰囲気を味わってもらうため、北野天満宮近くの上七軒歌舞練場ビアガーデンへ案内。

春には華麗な「北野をどり」で賑わいを見せる歌舞練場。


上七軒の花街は、祇園よりも歴史が古い。かつては西陣の若旦那衆の贔屓で「お茶屋」も繁盛したが、今は昔の物語。

若い女性たちの着物離れが進み、西陣の織物産業もさびれる一方だ。最後の若旦那衆も早70歳を超えてしまったらしい。

「お茶屋」もいまは10軒ほどに。上京の由緒ある文化(いや京都の文化)を支えた花街はこの先、どないなることやら…。

西陣復興のため、娘たちよ、どうか着物をきておくれ。



恒例の歌舞練場ビアガーデン(7月1日~9月5日)は上七軒花街の舞妓、芸妓が接待してくれる♪♪。

到着すると、満席の上、地元テレビ局の撮影クルーが来とる。

聞けば、ビヤガーデンのオープン日でその取材に来たという。

20分ほど待たされて、やっと客席に案内される。

案内されたところは、日本式庭園に臨む屋外ではなく、にわか雨が降ったときの退避場所となる室内の席(ウ、ウっ)。

予約して来てないので、しゃーないか。

最初の生ビール1杯にツマミ2品が付いて1900円。お代わり、一品が900円。やや高めだが、舞妓の接待料込みだ。

舞妓、芸妓が代わる代わる席に来ては接待してくれる。

着物姿の芸妓、浴衣姿の舞妓がなんとも艶めかしい。遠来の客も京都の花街の気分を味わって満足気だ。




▼上七軒歌舞練場入り口。

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(クリックすると、画像が拡大)




▼玄関の奥に日本式庭園が垣間見える。泉水に長い石橋が架けられとる。

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▼庭園を臨む席。軒に下げられた御手洗団子紋を配した赤い「ぼんぼり」が華やいだ雰囲気を醸し出す。

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▼屋外席は予約客でいっぱいだ。客の合間に舞妓がチラホラ。

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▼古色蒼然とした屋内席。手前の席に一品物の品書き。左のテーブルに芸妓の後ろ姿、右のテーブルに舞妓。

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▼かわゆ~い浴衣姿の舞妓。二十歳前だ。京都の古い街にあこがれて静岡からやってきたという。遠来の客との記念スナップを頼んだら気軽に応じてくれた。これも商売のうち。

浴衣姿の舞妓


ここはアブない、ホットスポット。病みつきになりそうなところだ(笑)。

小一時間ほどお邪魔して、次の店へハシゴ。

接待役につとめた庵主

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