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この冬一番の寒波襲来

1月31日。 今冬一番の寒波がやってきた。日本海側では大雪の予報が。

京都は最高気温が6℃、風がやたら冷たい。ときに雪が舞う。

午後から定期検診で2カ月ぶりに府立大学付属病院へ。

血液・尿検査を終え診察の順番を待つまでの間は、なんとなく落ち着かない。

病院・薬局をあとにし、鴨川に架かる荒神橋へ出ると風の通り道となっていて猛烈に寒い。体感気温は0℃前後。

水面も灰色を帯び、見るからに寒々しい。名物のカモもどこかに雲隠れ。



陽が傾くと、一気に気温が低下。ブルブル。身体の芯から冷えて来よった。

堪らず「円亭」へ脚が向く。

体長1mはあるという、今が旬のカンパチが入荷したと聞き、迷わずオーダー。

こんな大物は年に1度くらいしか入荷しないそうだ。

煮たてのカンパチの頭の身をつつきながら熱燗でグ、グーイ。こりゃー、最高だわい。

寿命が少し伸びたような…。

ほろ酔い加減で雪が来ないうちに早々と家路に着く。




▼寒々とした冬の鴨川と北山(荒神橋から)。手前に飛び石列。

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▼北山に白く光る残雪。雪雲が覆いかぶさってきた。

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▼カンパチのお頭。頭が20cmほどある。新鮮なので皮が弾けとる。

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▼青ノリのフライ。これまた旬のもので、磯の香りが食欲を増す。

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1月に入って波状的な寒波の襲来が続く。

インフルエンザが猛威をふるってきた。

どなたさんもくれぐれも気をつけてくだはい。


庵主も胸つき八丁の2月をなんとか乗り切らねば…。

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テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

龍の玉

1月29日。 時折、白いものが天から舞い降りてくる。

強制的な読書三昧に目が霞んできて路地裏に出ると、塀際の落ち葉の陰に瑠璃色に輝く丸い玉が!。

な、な、なんじゃ???。

さては放免してやったデブ猫が、恩返しに…。

先日引き当てたおみくじの「中吉」が一瞬脳裏をかすめ、期待が一気に膨らむ♪♪♪。

落葉を払いのけると、な、なんと「龍の玉」ではないか。

リュウノヒゲ(龍の髭;ユリ科)の実だ。誰が名付けたか、優雅さがある。

初夏に淡い紫色の花をつけたのが、冬に熟して青い玉となる。表面に光沢があり、ガラス玉を想わせる。

早速、カメラを持ち出しショット。



ついでに通りに出ると、例のデブ猫がおばあちゃんちの屋根の棟端に。鬼瓦のつもりか。

雪がちらつく屋外で寒さに耐えとる。猫って、生来、寒がり屋だ。

このデブニャンコ、意外と愛読者に人気だ。蓼食う虫も好き好き(アハ)。

リクエストに応えてショットをアップすることに。



▼塀際の落ち葉に埋もれて瑠璃色の小さな玉が。

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▼龍の玉だ。

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▼龍の玉ドアップ。

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▼たわわに赤い実をつけたナンテン。花が少なく殺風景の冬場に華やかな彩りを添える。

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▼例のデブ猫が棟端に。

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▼いつ見ても不敵な面構え。右上に相棒がいた。

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▼猫のお見合い。

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ここで一句。

 「龍の玉 たすけた猫の 恩返し」(庵主)

それにしても、わが庵の路地は四季折々の草花の宝庫。 

テーマ : 本日のフォトギャラリー
ジャンル : 日記

北野天満宮絵馬

初天神で参詣した折、絵馬殿で休息中、天井を見上げると奉納絵馬がわんさか。

さまざまな人たちが、天神(祭神は菅原道真公)さんに願をかけて奉納したものだ。

天神さんは平安時代に流行した御霊信仰の元祖。

近年まで京都の住人は神威を恐れ、北野天満宮へ足を向けて寝るのをタブーとされていたらしい。



絵馬の歴史は古く、奈良時代まで遡る。平城京跡から出土したものが最古の部類だ。それには馬を描く。

時代新しくなると、さまざまな画題が登場する。由緒ある神社であれば全国どこでも遺存し、絵画から歴史を読み解く格好の材料だ。

奉納した人たちは、さまざまな階層にわたり、多くは絵師とよばれるプロの職人が生活費の糧に描いたものであろう。

北野天満宮の絵馬殿に架かる絵馬は、年代が古いものほど顔料が剥落し傷みがひどい。何を描いたのか判明しないでも、エックス線で透写すれば読みとれるはずだ。これ以上の劣化を防ぐには保存措置が望まれる。

肉眼でなんとか読み取れるのは江戸時代以降のものに限られる。

描かれたテーマもとりどりだ。歴史的な故事を描いたものが目立つ。

絵馬に魅入っていると、ついつい時間がたつのを忘れてしまった。



▼絵馬殿。軒下に三十六歌仙の額がズラリ。ここは学問の神様を祀るところじゃから!。

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▼三十六歌仙のひとり在原業平。モテモテのご仁で、『伊勢物語』の作者と目される。

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▼聖人・賢人群像。中国の故事に倣ったものか。中央の椅子に越しかけた人物は孔子かな?

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▼源平合戦。左側に弁慶らしい人物。元禄4年(1692)奉納。300年の歳月を経てるにしては色鮮やか。野々村信武73歳筆とある。聞いたことないけど町の絵師かな。

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▼延享4年(1748)奉納の絵馬。米俵を積んだ船を招き寄せとる。強力な念力の持ち主か???

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▼鍬形の前立ての冑を脱ぎ、波打ち際で祈るイケメン武将。白の幡からして源義経かいな?。

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▼躍動感あふれる白馬。頭部の描写がうまい。障泥に天満宮の神紋を描く。

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▼右手に碁盤を掲げ、左手で武者を子脇に抱えとる。誰をモデルにしたものか??

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▼太宰府天満宮境内図。菅原道真配流の地。明治12年奉納。

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テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

初天神

今日1月25日は北野天満宮の「初天神」。 境内は約1000軒の露天商がひしめく。

学問の神様を祀る北野天満宮には、受験シーズン直前とあってこの日だけは受験者がたまさか押しかける。

日本列島にこの冬一番の寒波が到来し、朝の冷え込みがきつい。



最も混雑が予想される午前中を避け、午後から物見遊山を兼ね、ゆるりと参詣することに。

午後からの参詣が的中し、混み合う参道は危険を感じるほどではない。

本殿前で今年一年の学問・研究の成就と国際シンポジウムの成功を祈願。

初詣で引いた「凶」の験直しに、あらためて「おみくじ」を引いたら、なんと「中吉」♪♪。

なになに、今年の運勢「今は諸事順調なように見えますが、風雨が襲うと波は荒(すさ)び堤が崩れる時もあります」と。

堤が決壊したら、エライこっちゃ(ワナ、ワナ、ワナ)。

最後に「信心と誠心(まごころ)を尽くしなさい」と結ぶ。

これって、ホンマ「中吉」なん???。果たして喜んでいいもんやら…。

まあ、連続して「凶」が出なくて「良し」とするか(笑)。




早咲き梅花をもとめて境内を彷徨。

公称5000本といわれる境内の梅の木に早咲きの花木を探す。どの木も硬い蕾ばかり。

今年に入ってからの寒さに開花が遅れとるか。

絵馬殿の前に来ると、人だかりが???

なんと、真冬にここの紅梅の一株だけが早くも咲き始めている。春の訪れを先取りする梅花が愛でられる理由は、こんなとこにあんのかも。



▼参道両脇に露天商がぎっしり。

DSC_1188_convert_20120125173433.jpg (クリックすっと、画像が拡大)



▼参道の人出。甘酒うまそう。

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▼楼門に架かる巨大絵馬。三輪晃久画伯作(このひと、知らんけど)。

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▼楼門を入った正面にある名物の巨大石牛。梅の木の下にあり、記念写真を取るスポット。梅の木はかたい蕾。

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▼先駆けの紅梅一輪見っけ!!。いいね♪、春の先駆け。

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▼早咲きの白梅一輪。たくさんの蕾がはち切れんばかりに膨らんできとる。開花もまじかか。

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▼撫でられてツルツルピカピカになった石牛(中門前)。赤いヨダレ掛けがよく似合う。ここは人気スポット。

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▼石牛の頭部。脳のあたりがやけに光沢を帯びとる。さては心当たりの教え子が密かにお百度参りに…。

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▼参詣客が途切れない中門。

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▼中門の唐獅子欄間彫刻と青々とした真新しい注連縄。

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▼日本刀を手にした巫女の奉納舞(神楽殿)。

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▼本殿前は順番待ちの長蛇の列。受験当事者にしては年齢が高い??。社会人入学者が増えたかな…。

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▼一転かき曇り、急に吹雪いてきた。雪の粒がもう絶え間なく降って。

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▼咲きかけたロウバイの蕾。近づくと甘酸っぱい香りが漂う。

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▼コートを手にした着物姿の若い女性。この神社には着物姿がよく似合う。薄紫に赤い帯がカワユーイ。茶髪の子、柄が渋いんで母親からの譲り物かな?。

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▼絵馬殿前に人だかり。なんだ、なんだ??。キャリーを引いてる子、遠路やってきた受験生かな。天神さんのご加護あれかし。

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▼開花し始めた紅梅。また可憐なこと。

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全国の受験生諸君、お気張りやす。

天神さんにお参りして合格したら、くれぐれも「お礼詣り」を忘れるでないぞよ。お賽銭をたんと弾みなはれ。

進学希望の庵主の弟子ども、お参りに来よったかな???

近頃、信心のない子が実に増えとるんで…。


来月の縁日(2月25日)は梅花祭♪。野点(のだて)には上七軒の綺麗どころが勢ぞろいでっすよ。

テーマ : 本日のフォトギャラリー
ジャンル : 日記

ユリカモメ乱舞

1月22日(日)。 寒気もゆるみ、3日ぶりに青空が覗く穏やかな日和となる。

この陽気に誘われ、鴨川のユリカモメの飛翔姿を撮影に出御。

休日とあって、糺の河原(高野川と賀茂川の合流地点)は行楽客が普段より多い。

ユリカモメは和名「百合鴎」と称されるチドリ目カモメ科の鳥。学名はLarus ridibundus



 「名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと」(『伊勢物語』九段東下り)

この歌は、京都から関東を旅した貴人(在五中将)が隅田川を舟で渡るとき目にした鳥の名を渡守りに訊ねたら、「都鳥」と応じたのに因んで詠まれたものである。


この「都鳥(みやこどり)」は、このユリカモメと推定されている。

平安時代につくられた『伊勢物語』には「都鳥」のことを、「白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎ(鴫)の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。京には見えぬ鳥なれば、みな人知らず」と描写する。

ややこしいことに、都鳥と命名された鳥(学名Haematopus ostrolegus)が別に実在し、嘴と脚は赤いものの、体色は白い腹部をのぞいて黒色を呈する。

『伊勢物語』に詠われた「都鳥」は体が白いと記されるので、学名Haematopus ostrolegusの都鳥にそぐわない。

『伊勢物語』の記述する「都鳥」の特徴に適合するのはユリカモメのほうだ。


俗に都鳥=ユリカモメと誤って理解する向きが多いが、両者は本来別種の鳥類として分類されている。ここんとこ、学校ではちゃんと教えとるかな???



糺の河原に着くと、浅瀬に約200羽のユリカモメがやわらかい陽光を受け羽を休めていた。遠目には白い綿のような塊りのようだ。

鳥の飛翔する姿をうまくショットするのは、なかなか至難の技だ。

ズームレンズの狭い視野の中に高速で飛翔する姿を一瞬のうちに捉え、ピントを合わせ、手ぶれを抑え、高速(2000分の1~4000分の1秒)でシャッターを切らなければならない。

それにしても、最新の一眼レフデジカメは高性能・多機能だ。

高画素数はもとより、1秒間に5~6枚撮影可能な高速シャッター、正確なピント合わせ、レンズ本体の手ぶれ補正機能など実に盛りだくさんだ。

だが、それを使いこなすには…。




▼糺の河原の浅瀬にたむろするユリカモメの群れ。

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▼仲間が注視する中、翼を立て急ブレーキをかけながら小石の上に見事に着地した瞬間(パチパチ)。

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▼ユリカモメ群れの飛翔。陽光を翼に受け、バックの橋陰ともあいまって白い羽が綿のようだ。本日撮影したショットの中では最高傑作。

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▼青空をバックに大きな円を描くように群れ飛ぶユリカモメ。

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▼アオサギ(中央左上)、マガモ(右上)も参加。バックは大文字山。

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▼羽ばたきの一瞬をショット。

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▼着水の瞬間。手前の個体はパン切れをくわえとる。

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▼撒き餌に群がってきたユリカモメ。まるで芋洗い。鳴き声がかしましい。

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▼亀の飛び石で遊ぶ親子連れとアベック。

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▼対岸でバトンの練習をするひと。このひと、バトントワラー?

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▼カワウ(川鵜)が上流から泳いで来て、小石の上によじ登り一休み。カワウを賀茂川で見るのは初めてだ。

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▼太陽に背を向け羽を広げるカワウ。冷え切った体を温めているのか。

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▼シラサギの舞。祇園祭で演じられる「鷺舞」はこれをまねたもの。

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▼背黒セキレイが一羽やってきて、せわしく動き回る。

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▼頭の毛が白いカワウ。婚姻期になると、頭部の毛が白くなるらしい。

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▼お馴染みのヌートリアが岸辺まで近寄ってきた。餌をもらえると思ったのか。

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▼遊泳するマガモ。白い首輪がトレードマーク。

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野生の鳥の姿は、何度見ても美しい。

それにしても、鴨川にカワウが棲んでいるとは知らなんだ。生態系が回復している証拠だ。

このカワウ、琵琶湖の竹生島(繁殖地)から飛来したもんか???

鴨川で夏の鵜飼い漁でもやったら、観光客にさぞかし受けるかも…(笑)。

今日もたっぷり目の保養をさせてもらった。

次はツルの渡来でも期待すっか(アハ)。




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ジャンル : 日記

雨のキャンパス

3週間ほど降らなかった雨が、降り出すと3日間連続の雨。

乾燥注意報が出ていたので、まさに慈雨というべきか。



1月21日(土)の午後、小雨が降りしきる今出川キャンパスへ。キャンパスは人影もまばらで閑散としている。

建物の赤煉瓦が雨に濡れていちだんと鮮やかさを増す。普段とは一味違った雰囲気を醸し出す。

130年余の歴史をもつ古錆びた煉瓦というのはいいもんだ。

雨に濡れた煉瓦建築の独特の情景を記録しない手はない。即、カバンに忍ばせたコンパクトデジカメの出番だ。

空の明るさと建物の暗部がコントラストが強すぎ、撮影もなかなか一筋縄ではいかん。


キャンパスのフォト・ギャラリーをお愉しみあれ。




▼閑散とした今出川キャンパス。中央に葉を落としたムクノキの大木。

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▼ひときわ鮮やかな有終館の赤レンガ。

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▼明徳館とタワー。

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▼カメラの前を女子学生が足早に横切って行った。

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▼大学のシンボル、クラーク記念館。カメラの前にアイアイ傘のペアが。

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▼クラーク館近景。雨に濡れた煉瓦が晴天時と異なった色合いを見せる。

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▼ハリス理化学館。手前の樹木がブラインドに。

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▼チャペル。植え込みの緑と壁の煉瓦のコントラストが美しい。

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▼雨に濡れた赤いツバキの花。ピークを過ぎ、色褪せてきとる。

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都大路を激走ー全国女子駅伝―

全国女子駅伝1月15日(日)。 最高気温7℃。

今日は「第30回都道府県対抗女子駅伝」が京都市内で開催される。冬の一大ページェント。

薄曇り無風の絶好の駅伝日和り。西京極競技場を12:30にスタートし、洛北岩倉で折り返す42.195キロ余のコースを中・高生、社会人9人で襷をリレーする。

女子選手にとって都大路を華麗に疾走するこの駅伝は格別のものらしい。


草庵に近い追分町の今出川通りで観戦することに。丸太町から北白川の中継地点の区間は往路4区、復路7区。

とりわけ百万辺交差点から銀閣寺交差点までの約1キロは緩やかなS字上のカーブを描く胸突き八丁の上り坂(往路)。

この区間にはどのチームも上り・下り坂に強い選手が配される。

復路は、下り坂を駆け降りてくる選手を正面から撮影できるカーブに移動。

道路脇でファインダーを覗いていると、対向車線までランナーの荒い息遣いが聞こえてくる。

勝負を抜きに、満身に闘志を秘めた女性ランナーの美しい表情を激写することに。



▼今出川通り追分町の上り坂。マラソンコース一番の難所。正面の山は瓜生山(東山連峰)。

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▼「山中越」に続く追分道の路傍に立つ2体の石仏(大日如来)。今出川通りはこの裏にある。

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▼先頭ランナー通過15分前というのに、白バイが来て通常運行中の路線バスを道路脇に強制停車させる。ちとやり過ぎでは…。5分前で十分じゃろ。

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▼NHKテレビ中継車の後方に白バイに誘導された先頭走者(大阪)が姿を現わす。

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▼トップランナーの大阪の選手。いかにも昇り坂に強そう。

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▼往路2位争い。京都、福岡の走者。1区で5位と出遅れた京都が順位を上げてきた。

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▼復路の先頭走者の姿が遠くに。テレビ中継車の後方に「まごころ支援」のステッカーを張った自衛隊のジープ。

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▼復路区間1位の大阪走者。アゴがあがっとるが力強い走りだ。

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▼復路区間2位の京都走者。6区を走った選手と姉妹の高校生。左腰に「お守り」を縫いつけ軽快な走りだ。後方に3位の愛知が迫る。

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▼復路区間3位の愛知走者。余裕か時計をチラリ。

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▼千葉、福岡のデッドヒート。髪をなびかせた千葉の選手。

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▼肩を並べて3人仲良く並走。

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▼あっという間に目の前を駆け抜けて行った。

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▼前方をしっかり見据えて競り合う。

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▼「日高」と書かれた赤鉢巻きを締めて力走する和歌山県の選手。

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▼「ガンバレ福島!!!」。沿道の拍手も一段と高まる。

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総合順位は、1区からトップを奪った大阪が2区をのぞく区間で首位を維持し、完全優勝。地元京都は2位、3位は千葉。

全国からやってきた女子ランナーたちよ、勝負は二の次だ。勝ち負けは時の運。

青春をかけ都大路を駆け抜けた君たちの姿は、実に美しい。

カラフルなユニフォームもあでやかだ。

来年もまた、都大路を元気いっぱい駆け抜けてくれ。


鴨川のユリカモメ(Ver.2)

1月13日。 寒波も一段落。

優雅な「ユリカモメ」を求めて賀茂川へ。

最近、賀茂川で冬鳥のユリカモメの姿を見る機会がめっきり少なくなった。

このユリカモメ、白い体毛に赤いクチバシと脚をもち、体長40cmほどで、群れ飛ぶ姿は圧巻だ。賀茂川で最初に飛来が確認されたのは1974年といわれる。

賀茂川や桂川のユリカモメは、琵琶湖から昼間だけ餌をあさりに飛来し、夜は琵琶湖で過ごすという。



例によって、野鳥の楽園と化した出雲路橋から出町橋にかけての河川敷をカメラ片手に散策。

2~3日前に降った北山の冠雪もほとんど融けてしまった。

河川敷の芝生もすっかり冬枯れで黄土色。寒風の通り道となった河川敷を散策するひともまばら。


遊泳するカモの群れと浅瀬に首をすくめてたたずむサギだけは賀茂川の定番だ。

出町橋の近くへ来てユリカモメの群れを発見。羽を上下にはばたかせて飛翔する姿がなんとも優雅だ。




小一時間ほど野鳥を観察・撮影し、冷え切った身体を温めるため、たまらず出町橋の西にある老舗の喫茶店「マキ」へ。

学生時代から続く店で、内装も変わらず懐かしい。客層は50~60代のひとばかり。学生時代からの常連組か。




▼北山連山の遠望。出町橋付近からの眺望が一番。右手の山には白銀が輝く。

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▼縫いぐるみのような大きな犬が。

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▼叢で餌をついばむスズメの群れ。近づくといっせいに飛び立った。

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▼対岸での散歩イヌの鉢合わせ。

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▼寒さに足踏みしながらバスを待つ女の子。

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▼中洲の岸辺で、一瞬、首を長く伸ばしたアオサギ。餌を見つけたか?。

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▼シロサギのバックスタイル。純白の羽がまぶしい。「賀茂川の貴婦人」。

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▼アオサギとカルガモが並んで羽休め。この距離感が絶妙。

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▼アオサギとカルカモのツーショット。絵になる場景。

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▼胴と同じくらい伸びた首。さては獲物を見つけたか?

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▼アオサギの後ろ姿。後頭部から垂らした毛が黒いリボンのよう。

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▼ユリカモメの優雅な羽ばたき。まるでスローモーション。

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▼撒き餌に群がる6種類の野鳥。

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▼ハトの接近に思わず後ずさりする幼児。

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▼ユリカモメのペア。頭に2条の黒バンド。

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▼ユリカモメのアップ。赤いソックスをはいたような脚。

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▼喫茶「マキ」の店内。

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▼店内から見た賀茂川べり。丸い木のテーブルと、どっしりした木の椅子。

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▼インテリアに時代物のコーヒー豆挽き。

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四季折々の風情を見せる鴨川公園は、いつ訪れてもいい。

美しい野鳥をまじかに観察でき、ショット・スポットだ。

野鳥の動きが俗界で疲れた心を癒してくれる。

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ジャンル : 日記

深夜の雪

1月12日。昨夕から気温が急激に下がる。

最近、夜になると、ネコの図太い鳴き声が聞こえてくる。さては例のデブネコか???。

0時を過ぎ、窓の外を見やると、絶え間なく白い物体が舞い降りてきた。

オオッ、冷え込みで雪となったか。

外付けフラッシュを装着したデジタル一眼レフカメラで、暗黒の空を背景に舞い降りる雪の撮影に挑戦。

星空の写真は珍しくないが、闇夜に浮かぶ白い雪のショットは少ない。

この撮影が意外と難しい。ISO感度を6400に上げても白い雪粒を捉えきれん。

外付けのフラッシュを雪粒に向け発光させ撮影することに。

何度か失敗の挙句、ISO感度を100に下げ、どうにかこうにか撮影に成功。「失敗は成功の元」だわい。

大小無数の雪の粒をレンズで捉えた。墨を流したような天空から降り注ぐスノー・ボール。

雪粒って丸い形をしてるんだ。初めて知った(笑)。

まるで星空を思わせる場景だ。


▼絶え間なく舞い降りてくる雪の粒。「雪やこんこん♪、(中略)降っても降っても未だ降り止まぬ♪」

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▼裏庭のナンテンの葉に積もった雪。「雪持ち笹」ならず「雪持ち南天」。

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▼ナンテンの紅葉に積もった雪のアップ。シャーベット状の雪質。

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年甲斐もなく、雪に見とれて夜更かししてしもうた。

今年も「花鳥風月」愛好精神で行くことにしたろ。


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十六夜の月

1月10日(火)。3連休も昨夜で終わり。

今日は「十日戎」。大和大路の恵比寿神社は夜通し、参詣客で賑わっていることだろう。

夜も明けきらぬ早朝、晃晃たる月明かりが窓から差し込む。

月明かりに誘われ通りに出ると、西の空に淡いオレンジ色の満月がポッカリ。

月齢を調べると、十六夜の月だ。が、満月との区別がつかん。

中秋の名月もいいが、寒空に妖しげなオレンジ色の光芒を放つ真冬の満月もまた格別。酔狂かな。

しばらく眺めていると、肌を刺すような寒気が襲って来た。外気は1℃くらいか。

草庵に戻って一仕事した後、明け方再び布団にもぐりこむ(二度寝)。


▼夜の帳が明けきらぬ街路。イヌの鳴き声一つせず、静寂に包まれる。

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▼オレンジ色に輝く十六夜の月。

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花街の始業式

1月7日(土)。今日から3連休。ときおり氷雨が降るも午後から青空が覗く。

今日は「七草粥」だ。

昨夜の二日酔い解消もあってお昼に七草粥を食べたく、先斗町で愛弟子二人と店探し。

先斗町歌舞練場の前を通ると、ちょっとした人だかり。いずれも手に手にカメラを携えとる。

ナンダ、ナンダ!!??。有名な芸能人でも来るんかいな?。

そういえば、正月七日は京都花街の「始業式」じゃった(汗)。

カメラ集団、始業式がおこなわれる歌舞練場に入る正装の舞妓・芸妓の撮影がお目当て。



舞妓・芸妓は仕事始めと新年の挨拶回りの日だ。

先斗町、祇園甲部、宮川町、上七軒の歌舞練場は黒紋付きの着物で装った舞妓・芸妓であふれる。

これほど多くの舞妓・芸妓を昼間から見れるのは、「八朔」(8月1日)と今日ぐらいのもの。

花街はもう花が咲いたような一種独特の雰囲気に包まれる(ウキウキ)。



八坂神社にお参りし、「おみくじ」を引くと、な、なんと「凶」!!。アワワッ、ワーン。

ついに天から見放されたか…(ガックリ)。

でも、庵主には出雲の神さまの大国主命が守護神として憑いとるんで悲嘆に暮れることもなかろうて。

連れの二人は「半吉」と「末吉」♪。

祇園花見小路を通りかかると、綺麗どころをカメラに収めようと一帯は観光客やプロ・アマのカメラマンで埋まる黒山の人だかり。

交通整理に警官も動員される混雑ぶりだ。

庵主もにわかにこの人ごみの中に埋没することに。稲穂の簪(かんざし)をつけた舞妓・芸妓の挨拶回りを物見遊山。

挨拶回りは、同じ置き屋の芸妓・舞妓の2人ペアが多い。

祇園のお茶屋、置き屋は正月飾りとともに新年恒例の行事に包まれとる。これも京都ならではの正月の風物詩。


愛読者の皆さん、綺麗どころの写真を満載しますんで、暫し花街の正月気分に浸ってくだはい。



▼「先斗町」と刻銘のある手水鉢。

DSC_0295_convert_20120107222030.jpg (クリックすっと、画像が拡大)




▼先斗町の店先に架かる千鳥文の提灯。面白いデザインだ。

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▼先斗町芸妓(先斗町歌舞練場前)。朱の番傘に右手で裾を上げ、歩き姿も優雅だ。

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▼先斗町で見つけた三匹の飼い猫。

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▼日溜まりで日向ぼっこする猫。眼をつぶった子ネコの表情がなんともカワユーイ。

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▼参詣客であふれる八坂神社。

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▼八坂神社本殿の破魔矢飾り。

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▼八坂神社の巫女と神職。

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▼花見小路で挨拶回りの芸妓。真正面からショット(ラッキー!)。群がるカメラマンには脇目も振らずスタスタ。

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▼カメラの前で立ち止まってポーズをとる芸妓はん。さすがプロ。後の舞妓はん、かなりお疲れか。

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▼祇園の老舗お茶屋「一力」の前を足早に通り過ぎる芸妓と舞妓。

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▼祇園お茶屋の正月飾りと串団子紋の提灯。「笑門」と墨書された木札がいい。

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▼挨拶回りから出てきた芸妓と舞妓。

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▼お茶屋の門松。松の緑に赤・白・黄色の花の絶妙なバランス感覚。

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▼舞妓の後ろ姿。後頸の白化粧とダラリの帯に注目。

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▼猫の子一匹いない閑散とした祇園の小路。奥に祇園甲部歌舞練場。この一帯は街並み保存されている。

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▼美人芸妓の二人連れ。黒髪に鼈甲の櫛、稲穂の簪がまぶしい。

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▼お茶屋前の手水鉢。さりげなく生花鉢に変えるこのセンス!。

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今日はずいぶんと眼の保養をさせてもろうたわい。脚も疲れたけど…。

京都の伝統文化というのは、まっこと奥が深い。地方から来た若者たちよ、京都文化の真髄に4年間浸れ。

そったら、日本文化の素晴らしさを再認識できるかも。

来年は上七軒の始業式に脚を運ぶことにすっか(笑)。

K瀬さん、今年は京都に転属願いを出してはいかが!!??。

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牡丹鍋新年会

1月6日。正月明けの初出勤。

北山の峰々に降り積もった白銀の冠雪が陽光にきらめく。

3か月前に東京に引っ越した愛弟子が、山口へ帰省した帰りに京都に途中下車。

魚料理「円亭」で牡丹鍋と洒落込む。

なんで魚料理専門料亭の「円亭」にイノシシの肉が?????。まさかイノシシが海に浮いているわけでもなく。

なんのことはない。

ここの大将、洛北の猟師と昵懇の間柄で、注文に応じシカやイノシシの肉が手に入る。

正月の期間は、猟師は漁に出ないので魚は期待できん。

てなわけで、昨年のうちに冷凍保存されたシシ肉を今日のためにリザーブ。



鍋の出し汁は、赤味噌、八丁味噌ほかのブレンド(企業秘密につき全ては明かせん)。

具は白菜、白ネギ、ゆがいたゴボウ、椎茸、春菊、エノキダケ。

煮たぎった鍋の中にシシ肉、具の野菜を放りこみ、肉の赤いところが消えるまで煮込む。

煮上がったところで、卵を溶いた椀に浸してアーン。

肉は思ったよりはやわらかく、味は筆舌に尽くし難い。相伴の愛弟子たちの顔がほころぶ。ついついフレッシュな野菜の具を追加。


酒は善光寺由来の「西之門」と塩尻産のワイン。いずれも長野県産。教え子からの贈答品。

寒い冬の夕べには、牡丹鍋でクィーッとやるのが最高!!!。まさに常世の感が。



▼厚く脂がのったシシ肉。赤と白の肉が食欲をそそる。手前の欠けた部分は既に胃袋へ。

DSC_0172_convert_20120107163022.jpg (クリックすっと画像が拡大)




▼陶製の鍋でグツグツ火を通す。煮えるのが待ち遠しい。右の皿は山口産の魚身たっぷりの美味しい蒲鉾。

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▼お刺身。アレ、レ、レ、いつ入荷したん?????。

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▼食べごろ。春菊の緑が鮮やか。美味しそう。

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▼相伴の愛弟子たちは箸を動かすのにせわしい。

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ウーン、魚料理屋で豪勢な「牡丹鍋」とは想像もつくまい、円亭の常連の皆さま。

ここんとこが、円亭の底深いところだ(笑)。

こんな裏ワザ、なかなか尋常の店ではお目にかかるまい。5年はかかったけど…(アハ)。

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

野良ニャンと馬術

1月5日。 寝正月のせいで身体が少々なまってきよった(汗)。

少し体を動かさねば。カメラ片手に京大農学部を散歩がてら一回りすっか。

通りに出ると、例のにっくき下ぶくれの野良ニャンコが屋根の上でうずくまってふてぶてしい顔で睥睨しとる。

こいつ、わが家顔で居座っとる。

カメラを向けても、一向に動じる気配がない。 も、もう、なめとんのか(ムカッ)。

デブ猫にカメラ向けとると、前の家の熟年主婦がツツッと近寄って来て「飼い猫ですか?」と。

「と、とんでもない!」と応え、2言~3言交わすや、やにわにポケットからデジカメを取り出してデブ猫を激写。

「実は、昨日も撮ったんです♪」と。?????????(絶句)。

ム、ムッ、この下膨れデブ猫、意外と熟女にもてるやん。確かオス猫じゃったが…(笑)。

それにしても物好きな!。蓼食う虫も好き好き。



農学部の隅にある馬術部の馬場を覗くと、1頭だけ障害物跳躍の練習しとる。

厩舎の窓から馬が顔を出して調教風景を見つめている。。

遠くの比叡山山頂は雪雲に覆われて見えん。

障害物越え、馬と騎手の呼吸が合ってるか、ジィーッと観察。

失敗の決定的シーンを高速撮影モードで捉えようと、ファインダーに眼を釘づけ。

1秒間に4コマ連続撮影可能なデジタル一眼レフカメラにお誂えの動く被写体だ。

が、4度跳躍していずれもみごとにクリア(パチパチ)。

あ~あ、目論見(もくろみ)はみごとに外れ。物事って期待通りにはいかんわい(笑)。



▼塀の上のデブ野良ニャンコ。

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▼「何か用か」という顔つきでにらみつけとる。

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▼屋根の上に移動してうずくまる。

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▼馬術部の馬場。遠くに見えるは比叡山。

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▼冠雪した比叡山。寒そう!

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▼厩舎の窓から首を突き出した馬。寒さしのぎか身体に毛布をまとっとる。

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▼颯爽とした乗馬姿。栗毛の馬もよく手入れされとる。

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▼前脚を「く」の字に曲げて跳躍。

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▼宙に浮く馬身。

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▼前脚着地。

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今回のブログは、野良ネコと調教馬の一風変わった取り合わせ。

このチグハグさが今年の運勢を占うか…。そういえば、「初籤」引くの忘れとったわい(汗、汗)。

京大馬術部諸君、オリンピック出場目指して頑張りなはれ!!

栄光は努力の積み重ねじゃわい。

下鴨神社蹴鞠初め

1月4日、昼過ぎから下鴨神社で蹴鞠保存会による「蹴鞠初め」がおこなわれた。

下鴨社への初詣とブログのネタ探しを兼ねて草庵を出奔。

松の内とあって、境内は老若男女の参詣者が引っ切りなし。神社はどこも稼ぎ時だ。


「蹴鞠(けまり)」というのは、色彩鮮やかな烏帽子、水干、袴、革沓といういでたちの8人の蹴手(けりて)が輪になり、鹿革で作られた直径20cm、重さ120gの白い鞠を地面に落とさないように蹴り上げる王朝風の遺風をとどめる雅な遊戯だ。

庵主も恥ずかしながら、蹴鞠をじっくり見物するのは今日が初めて。

昼前に下鴨神社に参詣し、蹴鞠がおこなわれる鞠庭にまわると、もう見物人の人垣で立錐の余地もない。

仕方なく2000円の初穂料を払って舞殿から見物することに。ここもいい席は先客が占めとる、


一辺14mの鞠壷(まりつぼ)または懸(かかり)と呼ばれる鞠庭がきれいに掃き清められていて、四隅に先端に笹を残した青竹が建てられている。

古くは「四本懸り」と称される桜(東北隅)、柳(東南隅)、楓(西南隅)、松(西北隅)の式木を植えた鞠庭でおこなわれ、これらの木の頂よりも高く鞠を蹴り上げる遊びだったらしい。

この蹴鞠がいつ頃から始まったのか詳らかでない。

『日本書紀』には、飛鳥寺の蹴鞠会で中大兄皇子が鞠を蹴ったときに脱げた沓を中臣鎌足が拾って差し上げた有名な記事がある。7世紀前半のことである。

平安時代には公家の間でおこなわれたらしい。後期には藤原成通という蹴鞠の達人が現われた(『蹴鞠』蹴鞠保存会)。

鎌倉時代になって難波流、飛鳥井流という流派が生まれ、室町時代以降、飛鳥井家が主流となった。

飛鳥井家の跡地に明治になって建てられた白峯神宮は、蹴鞠の神様「清大明神」を祀り、球技の神さまとして崇められ、ここでも古式豊かな蹴鞠が催されている。


この遊戯、履の甲でうまく鞠を蹴り上げねばならず、習練を要する。もちろんヘッディングや胸でのトラップは厳禁。

練習を積んでいても、なかなかうまくヒットせん。あの仰々しい衣装も邪魔しとる。

さりとて褌一つでやっても、雅(みやび)にはほど遠いし…(笑)。

伝統芸能というのは維持するのに骨が折れそうだ。




▼榊と御幣で飾られた朱塗りの鳥居。

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▼朱塗りの楼門。着物姿の参詣者もチラホラ。

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▼門柱に掛けられた「蹴鞠初」の看板。

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▼龍の絵馬。なかなか巧みな筆さばき。

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▼蹴鞠見物に集まった参詣者。中央の建物は舞殿。初穂料を上げるとここで見物させてくれる。

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▼四隅に青竹を配し、掃き清められた鞠庭。

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▼8名の蹴手(けりて)があでやかな烏帽子、水干、袴姿で登場。

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▼蹴手が南側に着座。

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▼松の枝に挟まれ、鹿革でつくられた鞠が運ばれてきた。松は長寿のシンボル。

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▼松の枝に挟まれた白い鞠を蹴手のひとりが恭しく受け取り、鞠庭の中央に運ぶ。

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▼松の枝からはずされた鞠。鞠の形状がよくわかる。

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▼鞠を厳かに地面に置く。

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▼先ずは輪を縮めての試し蹴り(練習)。

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▼蹴鞠本番。掛け声とともに鞠を高々と蹴り上げる。

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昼過ぎまで陽が射していたのが、見る間に灰色の雲に覆われ、やがて雪が降りはじめる荒天に。

刺すような寒風に耐えられず、蹴鞠見物もそこそこに途中で退散。

東京のK瀬さん、この優雅な蹴鞠いかがでっしゃろ。江戸文化にはなかろうて。

明日は京都も雪の予報だ。

テーマ : 今日の出来事
ジャンル : 日記

今年もハズレ

正月三が日は仕事を一切忘れ、寝正月に徹す。

これに勝れる(?)正月の過ごし方はなし。

奮発して30枚も買った夢の「ジャンボ宝くじ」、草庵の神棚の恵比寿さんの前に奉安。

大晦日におこなわれた抽選の結果は300円券2枚の当たりくじを残して、全滅。

夢は、はかなくも朝露のごとく消滅(トホホ)。

これで2年連続して涙を呑むことに。


▼古本市で見つけた恵比寿さんとハズレ「宝くじ」。

DSC_9991_convert_20120103103642.jpg (クリックすっと、画像が拡大)



わが家の正月は、ここ数年ほど京都ガーデンパレスホテル仕込みのお節料理。

それまではおばあちゃんが時間をかけ家でお節料理をつくっていたのが、高齢化とともに困難に。

古き日本文化がまた一つ廃れていく。

これで1万8000円!、果たして高いのか安いのか…。

あとはお屠蘇に日本酒で一年の平安を祈願し乾杯。


▼ガーデンパレスホテル製のお節料理。

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ジャンル : 日記

鎮守田中神社へ初詣

2012年正月元旦。

ご愛読者の皆々さま方、新年明けましておめでとうございま~す。


やっと300枚弱の年賀状を書き上げ(汗)、午前0時を期して霊験あらたかなわが守護神(大国主命)の鎮座する近くの田中神社へ初詣。

京都は風もなく、気温もさほど下がらず、例年になく穏やかな元旦を迎える。

境内はすっぽり暗闇に包まれているが、舞殿・拝殿だけ神灯が灯る。

舞殿の横には参拝者の暖をとるために焚火が。火の粉が白い煙とともに立ち昇る。

大国主命ほかを祀る拝殿で賽銭を上げ、神妙に作法にのっとり、今年一年の無病息災・家内安全・世界平和を祈願。



▼闇夜に浮かぶ二の鳥居。オレンジ色の神灯がかかるのは舞殿。

DSC_9984_convert_20120101003020.jpg (クリックすっと、画像が拡大)



▼舞殿前で参詣する善女。

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▼辰(龍)の絵馬。なかなか強そうな龍だ。

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▼拝殿前で一心に願をかける参詣者。

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愛読者の皆さま方、今年もよろしくご愛読のほどを!(ペコリ)。


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