京都五山送り火
五山送り火8月16日。快晴。今夜はは京の夏の風物詩「五山送り火」。
盂蘭盆で迎えた先祖の精霊をあの世に送る仏教行事。
振りかえると、昨年は放射能薪でいろいろと物議をかもした京都五山送り火であった。
今出川新町の4階建てビルの屋上から、デジタル一眼レフカメラに50-500mmの超望遠レンズを装着し撮影することに。
日が沈み薄暮が訪れる7時過ぎ、三脚を設置し撮影準備に入る。7時半を過ぎると薄闇に包まれ、街の灯が目立つ。
西側を除いて視界が広がり、東山連峰、北山連峰が一望のもとに。右大文字(如意ヶ岳)、妙法(松ヶ崎山)、船形(西賀茂)、左大文字(金閣寺裏山)をショットするには絶好のロケーションだ。残念ながら、鳥居形だけはここから見えない。
この時間帯、街の灯りは自主規制。
8時きっかり、口火を切って「右大文字」に着火。10分も立たずに紅蓮の炎の点が連なり、「大」の字が暗闇に浮き上がる。
南風で煙が北へ流れ、撮影条件は最高だ。上空には星がまばたき、大気の状態もすこぶるよい。
右大文字に遅れること10分、次々に妙法、船形、左大文字が点火。8時半過ぎにクライマックスを迎える。
送り火に彩りを添えるかのように南方の彼方で打ち上げ花火が上げられ、音もせず小さな輪が開く。15キロは離れていようか。いったいどこで打ち上げているものやら。
▼撮影器材。NikonD7000にSIGMA APO50-500mm超望遠ズームレンズを装着し、先ずは右大文字に照準。
(クリックすっと、画像が拡大)
▼京都タワー遠望。500mmズーム撮影。右上の赤い点はビルの衝突防止灯。
▼はるか彼方に生駒山頂遊園地の灯(中央上)。500mmズーム撮影。

▼遠くで上がる打ち上げ花火。500mmズーム撮影。

▼これはでかい!。強い光で白トビ(汗)。花火の煙が東へたなびく。

▼8:00、五山の口火を切って「右大文字」(如意ヶ岳)点火。

▼暗黒に赤く浮かぶ右大文字。

▼燃え盛る「右大文字」のアップ。500mmズーム撮影。人の姿もバッチリ。

▼紅蓮の火焔と煙が迫力満点。赤い炎に梢が照らされる。

▼8:10、松ヶ崎山の「妙法」点火。

▼「妙」の500mmズーム撮影。火床の周囲に人の姿もくっきり。

▼おしとやかな「法」。

▼西賀茂の「船形」点火。撮影地点から最も遠い。下端が森に遮られている。

▼西方浄土へ向かう船形のアップ。帆柱の頂端がひときわ明るく燃え盛る。

▼左大文字。惜しくも二画の下端がビル蔭に(涙)。

▼右大文字の鎮火。

▼比叡山のシルエット。東山連峰の稜線を浮かび上がらせる大津市の街灯り。11mm広角レンズ、f2.8、30秒露出。肉眼ではこんなに見えない。レンズだけが捉えられる夜の世界。

1時間ほどで送り火も消え、周囲の山々を暗黒と静寂が包む。
ご精霊様は無事帰りつけたであろうか…。ナムアミダブツ。
京都の夏の行事は、「五山送り火」で幕を閉じる。
盂蘭盆で迎えた先祖の精霊をあの世に送る仏教行事。
振りかえると、昨年は放射能薪でいろいろと物議をかもした京都五山送り火であった。
今出川新町の4階建てビルの屋上から、デジタル一眼レフカメラに50-500mmの超望遠レンズを装着し撮影することに。
日が沈み薄暮が訪れる7時過ぎ、三脚を設置し撮影準備に入る。7時半を過ぎると薄闇に包まれ、街の灯が目立つ。
西側を除いて視界が広がり、東山連峰、北山連峰が一望のもとに。右大文字(如意ヶ岳)、妙法(松ヶ崎山)、船形(西賀茂)、左大文字(金閣寺裏山)をショットするには絶好のロケーションだ。残念ながら、鳥居形だけはここから見えない。
この時間帯、街の灯りは自主規制。
8時きっかり、口火を切って「右大文字」に着火。10分も立たずに紅蓮の炎の点が連なり、「大」の字が暗闇に浮き上がる。
南風で煙が北へ流れ、撮影条件は最高だ。上空には星がまばたき、大気の状態もすこぶるよい。
右大文字に遅れること10分、次々に妙法、船形、左大文字が点火。8時半過ぎにクライマックスを迎える。
送り火に彩りを添えるかのように南方の彼方で打ち上げ花火が上げられ、音もせず小さな輪が開く。15キロは離れていようか。いったいどこで打ち上げているものやら。
▼撮影器材。NikonD7000にSIGMA APO50-500mm超望遠ズームレンズを装着し、先ずは右大文字に照準。

▼京都タワー遠望。500mmズーム撮影。右上の赤い点はビルの衝突防止灯。

▼はるか彼方に生駒山頂遊園地の灯(中央上)。500mmズーム撮影。

▼遠くで上がる打ち上げ花火。500mmズーム撮影。

▼これはでかい!。強い光で白トビ(汗)。花火の煙が東へたなびく。

▼8:00、五山の口火を切って「右大文字」(如意ヶ岳)点火。

▼暗黒に赤く浮かぶ右大文字。

▼燃え盛る「右大文字」のアップ。500mmズーム撮影。人の姿もバッチリ。

▼紅蓮の火焔と煙が迫力満点。赤い炎に梢が照らされる。

▼8:10、松ヶ崎山の「妙法」点火。

▼「妙」の500mmズーム撮影。火床の周囲に人の姿もくっきり。

▼おしとやかな「法」。

▼西賀茂の「船形」点火。撮影地点から最も遠い。下端が森に遮られている。

▼西方浄土へ向かう船形のアップ。帆柱の頂端がひときわ明るく燃え盛る。

▼左大文字。惜しくも二画の下端がビル蔭に(涙)。

▼右大文字の鎮火。

▼比叡山のシルエット。東山連峰の稜線を浮かび上がらせる大津市の街灯り。11mm広角レンズ、f2.8、30秒露出。肉眼ではこんなに見えない。レンズだけが捉えられる夜の世界。

1時間ほどで送り火も消え、周囲の山々を暗黒と静寂が包む。
ご精霊様は無事帰りつけたであろうか…。ナムアミダブツ。
京都の夏の行事は、「五山送り火」で幕を閉じる。
スポンサーサイト