洛北大田神社の杜若Ver.2
5月6日。GW最終日。最高気温27℃の夏日に。目まぐるしい日替わり気温の変化にタジタジ。
洛北大田神社の杜若(カキツバタ)が気になって上賀茂界隈を散策。この辺りは明神川に面して社家(上賀茂神社の神職筋の屋敷)が並び、清楚で落ち着いた景観を醸し出す。
社家の家並みは京都市の伝統的建造物群に指定され、特別風土保存地区として保護されている。
大田神社のカキツバタは、鎌倉時代初期に歌にも詠まれ歴史が古い。
「神山や大田ノ沢のかきつばた ふかきたのみはいろにみゆらむ」(藤原俊成)
この歌の含意は、神が降臨する神山の大田の沢のカキツバタに祈る恋情は、この花の色のように一途(紫一色)で美しく可憐なのであろうか。
なんとも抒情的で奥ゆかしい歌だわい。オカちゃん、どうやこの歌!?
この村里では「池に手を入れると手が腐る」という言い伝えがあり、カキツバタが今日まで保護されてきた。
迷信も時と場合によっては現実的な効果があるんだ。なお昭和14年には国の天然記念物に指定。
紫色は古代から高貴なものとされ、紫色の花をつけるカキツバタは大きな花冠とも相まって古代の日本人に愛された。
それにしても、ヌードダンサーの元祖のような神様を祀る大田神社と俊成の歌とのギャップが……。
▼大田神社の朱の鳥居。右手前にカキツバタ園がある。
(画像をクリックすっと拡大)
▼鬱蒼とした社叢にたたずむ大田神社本殿。祭神は天岩戸神話で有名なアメノウズメの命。

▼本殿に奉納された絵馬。黒・白牛が描かれている。

▼陽光を受けた新緑の樹叢と大田神社前のカキツバタ。

▼三分咲きのカキツバタ。この時期だけ観光客が訪れる。

▼紫色の花をつけたカキツバタ一輪。

▼カキツバタ群落。陽のあたり方で色合いが異なる。

▼神山の山端に見事な花をつけた野生のフジ。壮観さに思わず息を呑む。

▼同上up。お見事!。Naturalには、それなりの美しさが。

▼明神川に面した上賀茂社家の家並み。少女が気持ちよさそうに足を浸している。

▼明神川に架かる石橋。

▼上賀茂神社境内の緑鮮やかな社叢。竹矢来は前日の競馬のなごり。

▼境内の桐の花。

▼上賀茂神社朱の楼門。

今年のGWも今日でお終い。ちと寂しいような…。
先月末から10日間も休みが続き、曜日の観念が失せてもた(汗)。
このベストシ―ズンはいつまで続くことやら…。
洛北大田神社の杜若(カキツバタ)が気になって上賀茂界隈を散策。この辺りは明神川に面して社家(上賀茂神社の神職筋の屋敷)が並び、清楚で落ち着いた景観を醸し出す。
社家の家並みは京都市の伝統的建造物群に指定され、特別風土保存地区として保護されている。
大田神社のカキツバタは、鎌倉時代初期に歌にも詠まれ歴史が古い。
「神山や大田ノ沢のかきつばた ふかきたのみはいろにみゆらむ」(藤原俊成)
この歌の含意は、神が降臨する神山の大田の沢のカキツバタに祈る恋情は、この花の色のように一途(紫一色)で美しく可憐なのであろうか。
なんとも抒情的で奥ゆかしい歌だわい。オカちゃん、どうやこの歌!?
この村里では「池に手を入れると手が腐る」という言い伝えがあり、カキツバタが今日まで保護されてきた。
迷信も時と場合によっては現実的な効果があるんだ。なお昭和14年には国の天然記念物に指定。
紫色は古代から高貴なものとされ、紫色の花をつけるカキツバタは大きな花冠とも相まって古代の日本人に愛された。
それにしても、ヌードダンサーの元祖のような神様を祀る大田神社と俊成の歌とのギャップが……。
▼大田神社の朱の鳥居。右手前にカキツバタ園がある。

▼鬱蒼とした社叢にたたずむ大田神社本殿。祭神は天岩戸神話で有名なアメノウズメの命。

▼本殿に奉納された絵馬。黒・白牛が描かれている。

▼陽光を受けた新緑の樹叢と大田神社前のカキツバタ。

▼三分咲きのカキツバタ。この時期だけ観光客が訪れる。

▼紫色の花をつけたカキツバタ一輪。

▼カキツバタ群落。陽のあたり方で色合いが異なる。

▼神山の山端に見事な花をつけた野生のフジ。壮観さに思わず息を呑む。

▼同上up。お見事!。Naturalには、それなりの美しさが。

▼明神川に面した上賀茂社家の家並み。少女が気持ちよさそうに足を浸している。

▼明神川に架かる石橋。

▼上賀茂神社境内の緑鮮やかな社叢。竹矢来は前日の競馬のなごり。

▼境内の桐の花。

▼上賀茂神社朱の楼門。

今年のGWも今日でお終い。ちと寂しいような…。
先月末から10日間も休みが続き、曜日の観念が失せてもた(汗)。
このベストシ―ズンはいつまで続くことやら…。
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