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デブ野良猫の失恋

賀茂川花見のあと、出町の「妙音弁才天」に立ち寄ったときの出来事。

ここの弁才天は、江戸時代から庶民に信仰された京都七福神の一つ。 いまは重要文化財に指定され、お堂の裏に建てられたコンクリートの建物の中に収められ非公開となっている。

弁財天の前に金魚を売っている露天商があり、店の前に肥満体の猫が一匹、昼寝から目覚めた風情でたたずんでいた。

なかなかいかつい面構えだ。

店の主に聞くと、野良猫で餌付けされて人懐っこくなり、かわいがられているそうな。

よく見ると、右側の耳の先が欠けている。 喧嘩でもして食いちぎられたのであろう。



鳥居をくぐり石畳を奥にたどると、小さな古びたお堂があり、昼なお灯明が絶えない。

お堂の裏手にまわると、濡れ縁の上に茶トラが一匹うずくまっていて、カメラを向けても逃げる気配がない。

さきほどのデブッチョの野良が、足元をすり抜けていき、濡れ縁の隅でふと立ち止まった。

その視線の先には、茶トラの雌ネコが一匹。

デブッチョ野良の脇を別の鯖トラが、忍び足で通り抜けていく。

茶トラと鯖トラがいい仲に! やがて2匹は茂みの中に姿を消した。

振られたデブ野良は、茂みのほうに視線を向け、しょんぼりたたずむ。


こんな情景って、人間の世界にも珍しくない。 ネコの世界も厳しいもんだわい(笑)。 デブッチョ、頑張りや。



▼足元をすり抜けていくデブネコ。

出町の野良_01_06 (画像をクリックすっと拡大)






▼立ち止まった目線の先には??

出町の野良_01_01 





▼視線の先にメスの茶トラが一匹。

出町の野良_01





▼背後から別の鯖トラが忍び寄ってきた。

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▼アレッ、鯖トラが茶トラと!!。

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▼鯖トラが茶トラとともに勝ち誇ったようにデブッチョネコを見下す。

出町の野良_01_03




▼振られてしょんぼり。

出町の野良_01_04
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恒例の賀茂川花見会

3月29日(火)。 最高気温19度のときおり陽光がさす花曇りの一日に。 微風も冷たさを感じない。

午後から、ゼミの学生たちと賀茂街道脇の出雲路橋で花見と洒落込む。 ここ数年、研究室の恒例化した行事に。

2日前まで固い蕾だったソメイヨシノが昨日今日の気温上昇で奇跡的に開花。 

一時は、危ぶまれた花見会も急転直下挙行。


京都で最も空が広い出雲路橋西詰が定番の花見ポイント。

お昼過ぎ、「政寿司」で調達した散らし寿司を弁当に、日本酒、泡盛、ジュースを持参。

あとは、風が冷たくなってきた4時ころまで杯を重ねながら談笑。

しまいには25度の泡盛がじわじわと効いてきて、足元が心もとなく(笑)。

5時過ぎ、場所を出町の「かんから」に移して2次会。 新手も加わり、8時に散会。



▼春霞の賀茂川上流と北山。 両岸の桜はおおかた蕾。

20160329賀茂川花見_01_07





▼賀茂川河川敷で車座になって。 右手に賀茂街道。

20160329賀茂川花見_01 (画像をクリックすっと拡大)





▼賀茂街道堤に満開のソメイヨシノが1本。 この桜の近くに場所を定め。

20160329賀茂川花見_01_01





▼同上アップ。

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▼宴もたけなわ。 対岸に満開の桜が1本。

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▼葵橋西詰の桜の下で記念スナップ。

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▼六分咲きのソメイヨシノ(出町橋西詰)。

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▼開花間際の蕾。

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四季折々の催しが学生時代のメモリアルに。 アルバムCDに焼き付けて卒業時にプレゼント。

深夜の鳴動

3月28日(月)。 昨夜から雨がポツリ、ポツリ。 昨日の日曜日は気温も急激に上がり、風もない絶好の行楽日和に。

にもかかわらず、土曜夜の飲食が祟り、終日、草庵でウトウト、ゴロゴロ。


このひと月、夜になると使っていない2階でガタガタ、ゴトゴト、挙句の果てに走り回る怪異な物音が!!。 まるで運動会でもやっているような騒々しさ。

築百年の古民家ともなると、妖怪が棲みついても不思議ではないが…。

正体は定かでないが、ネコ、イタチ、テン、ネズミの類か!!?? まさかタヌキではないと思うが。

古タヌキなら、化かされるのがちと怖いけど。 いまのところ、それらしい兆候はなし。

イタチ、テンが住宅街に出没するのは、珍らしくもない。 

隣家では、かつてテンが屋根裏に巣食って追い出すのに一騒動。 テンは夜行性で、夜になると路地や通りを跋扈しているのを目撃したことも。

最近の飼い猫はキャッツ・フードを与えられペット化し、ネズミの番にもならん。 昔は、ネズミ退治のため、飼いネコには晩飯を食わせなかったもんだ。

時世は変わり、テレビコマーシャルでネコは大もて。

いまやネズミの繁殖を抑えるには野良猫だけが頼り。 歌を忘れたカナリヤの末路やいかん。

野良猫は、自分で獲物を捕らえんと生きて行けん。 ネズミ退治に 野良猫を頼りにする時世になってしまうとは世も末じゃわい。



▼出雲路橋の橋下に巣食う野良猫

京都御苑桜_01







京都御苑近衛邸跡の桜

3月26日。 午後3時を過ぎ、京都御苑内にある桜の隠れた名所へ。

今出川御門から京都御苑に入って直ぐ右手の鬱蒼とした樹叢を抜けると近衛邸跡がある。 

藤原北家の嫡流近衛家は五摂家のひとつで、関白・摂政職に就いた名家。


近衛邸跡は古びた苑池をとどめるのみで、この古池のみが昔日の面影を偲ばせる。

池畔に佇むと、ときおり野鳥の鳴き声が樹叢から聞こえてくる。 この池はカワセミの撮影ポイントにもなっている。

それにしても、ここの枝垂れ桜は見事。 円山公園、醍醐寺の枝垂れ桜に勝るとも劣らない。

地下鉄今出川駅から徒歩5分。 都心に近い花見の名所となっている。 

ここ数日が見納めに。 花を愛でる方は、お早めに。



▼古色蒼然の近衛邸苑池と枝垂れ桜。

京都御苑桜_01_11  (画像をクリックすっと拡大)





▼人波が絶えない近衛邸跡の枝垂れ桜。

京都御苑桜_01_04




▼西日が当たり、ひときわ光彩を増す。 思わず声を上げそうに。

京都御苑桜_01_13




▼青空に映える枝垂れ桜。

京都御苑桜_01_03




▼横に広がった枝振りが見事。

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▼花弁が一回り小さいピンク色の花が可憐。

京都御苑桜_01_01




▼京都御所をバックに純白の花をつけた枝垂れ桜。

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▼萌え出た若葉に白い五弁花をつけた山桜。

京都御苑桜_01_08




▼山桜花のアップ。

京都御苑桜_01_16





▼ピンク色の枝垂れ桜の大木。

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▼アウトドアスタイルで本格的な花見客。 これもいい。

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▼数珠繋ぎにピンクの花をつけた桃の枝。

京都御苑桜_01_14




▼樹幹に大きな桃の団花が。

京都御苑桜_01_06




▼紅白の桃の花と山桜のコラボ。

京都御苑桜_01_09




▼桃の花の下でスナップ撮影準備。日本人?、中国人?

京都御苑桜_01_10


京都の桜の名所は、嵐山、宇多野、円山公園、醍醐寺、平野神社、鴨川、高野川、宇治川など数知れず。

中国人の姿もやたら増えてきた。 花を愛でる心に国籍は問わず。

冷泉家の早咲き桜

3月26日(土)。 最高気温が17℃まで上昇するも風がやや冷たい。

昼過ぎ、行きつけの「百万遍Cafe」でモーニング・セットとコーヒーで遅めの朝食兼昼食を摂り、今出川通りへ。

目指すは、今出川通りに面した冷泉家の早咲きソメイヨシノ。

ここの桜(ソメイヨシノ)は、旧中栖川邸(烏丸通)の枝垂れ桜とともに京都でも一、二を競う早咲きの桜として知られる。

いずれも公家の邸で、庭師に早咲きの桜の苗を探し出させて庭に植え、優越感に浸ったのだろう。

冷泉家は藤原定家を輩出し、公家の間でも歌学を継承する名だたる家系として知られる。

そのソメイヨシノは今が満開。 通りすがりのひとが足を止めて、見事な花を愛でる。

ちなみに賀茂川堤、高野川堤のソメイヨシノはまだ固い蕾だ。

来週初めに学生たちと予定している花見までに開花するもんやら…。




▼昨年、新装開店した百万遍Cafeの外観。

百万辺カフェ_01 (画像をクリックすっと拡大)




▼豪華なモーニング・セット。これで750円とは安い。

百万辺カフェ_01_01



▼今出川通りに面した冷泉家のたたずまい

冷泉家桜_01




▼早咲きソメイヨシノ

冷泉家桜_01_01

京都の桜も開花

3月21日。 春分の日。 抜けるような晴天に。

午後から岡崎の細見美術館で開催中の評判の「春画展」を覗く。 好評を博した東京での展示に次ぐ京都での公開だ。

3時前なのに、美術館前の橋上には入館待ちの長蛇の列が!!。 18歳以下は入館拒否だとよ。

「みやこめっせ」前で教え子と待ち合わせ、長蛇の列の最後尾につく。 冷たい風の通り道になっている橋の上で待つこと30分。


やっとのことで館内に入ると、熱心に見入る人波がなかなか流れない。 年配の夫婦、着物姿の若い女性、若いカップルの姿も。

浮世絵は、いずれも江戸や京都の一流の絵師たちが男女の営みを赤裸々に描いた逸品で、秘蔵の作品もふくまれる。 

江戸時代の性描写はあからさまで実におおらか。 芸術作品としても貴重なものだ。

入館料はなんと1500円! 高いか安いかは見たひとの気分次第(アハ)。


5時を過ぎ、タクシーをつかまえるも、春分の日ともあって東大路通は大渋滞。

たまらず三条通で降り、白川沿いに西へたどると桜並木のソメイヨシノが2本だけ早くも開花。

東京は昨日開花宣言が出されたが、京都はまだだ。 初めての開花を目にし、本格的な春の訪れを実感。

この界隈は、祇園新橋のお茶屋も散在し、昔ながらの風情を残す花街だ。

日が暮れると、風も出てきて肌寒い。 

見知りの鴨鍋の店が開くまで、近くのCafeに飛び込み、冷えきった身体を熱いコーヒーで温めることに。




▼岡崎公園。左手はロームシアター

ロムシアター (画像をクリックすっと拡大)




▼細見美術館前の入館者行列

<見学者行列




▼白川新橋の七分咲きのソメイヨシノ

<白川通り桜




▼こっちは三分咲き

<三分咲き桜




▼白川のゴイサギ

<白川のゴイサギ




▼ゴイサギとシラサギのカップル

サギのカップル_01




▼美人の教え子は恥ずかしがり屋

愛ちゃん_01

卒業式の一日

3月20日(日)。 前日来の雨は上がったものの、肌寒い卒業式に。
 
4年間の学生時代を締めくくる最後の晴れ舞台だ。 

この日だけは、あでやかな振袖・袴姿の女子学生でキャンパスは一斉に花が咲いたよう。


謝恩会1次会は、馴染みの「円亭」に移動して、大将心づくしの尾頭付きの鯛塩焼き、各種刺身の盛り合わせ、蕪蒸し、鯖寿司の豪華な料理にビール、日本酒、泡盛で祝杯。

女子学生は朝からの着付け、卒業式、学位記授与式、記念撮影に追われ、昼食はお預け。

私服に着替えたあと、空腹を満たすのに大わらわ。 

謝恩会2次会は、ここ数年定番となった祇園のBar「とも」に繰り出し、学生時代最後の夜を惜しむ。

祇園甲部の舞妓はんも呼んで、学生時代の思い出を演出。

アルコールも進み、他のゼミ生・教員もくわわりカラオケ合戦で大フィーバー。

離別を惜しみながら、11時にあたふたと散会。



▼日本史専攻生全員の集合記念写真

日本史集合写真_01 (画像をクリックすっと拡大)




▼チャペル前でゼミ生との記念スナップ。被写体が小さ過ぎでは…(涙)

チャペル前のスナップ_01




▼ゼミ生のあでやかな晴れ姿

女子ゼミ生




▼祇園のBarに繰り出し謝恩会2次会

Barとも_01




▼祇園の舞妓「まめ藤」はんも呼んで。

まめ藤はん_01




▼師弟ともに「恋するフォーチューン・クッキー」の曲と振り付けで大フィーバー

大フィーバー_01

梅が満開

3月6日(日)。 曇天。 最高気温が21℃まで上昇。 

昨日今日と、厚いコートを着て歩いていると汗ばむような気候に。 この陽気に誘われてか、街を散策するひとも増えてきた。


2月下旬ころから、子供の誕生祝いに庭に植えた紅梅、白梅がいよいよ満開に。

昨夜、「円亭」に寄ると、女将の心遣いか、床の間を飾るお雛さんが賑々しい。 目には見えない季節の移ろいを視覚的に感じさせていい。

高野川べりの桜は、まだ固い蕾だ。 これから一雨ごとに蕾が膨らんでいく。 

恒例の「花見」も、そろそろスケジュールにのぼる頃合いだ。 今年の開花予想は3月27日。 月末が見ごろか。


▼紅梅

紅梅_01 (画像をクリックすっと拡大)




▼白梅

白梅_01
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